真紅の暴君 40 ページ41
ト「正確には『要素を上書きする魔法』だな。味だけじゃなく、色や匂いなんかも上書きできる効力は短時間しか持たないから
グ「トレイの『ドゥードゥル・スート』の魔法があればツナ缶食べ放題も夢じゃねぇってことかぁ」
「目の前に血だらけの死体があったら匂いも色も変えられてすごく便利ですね」
エ「いや物騒！！」
デュ「先輩のスゴいユニーク魔法を汚すな！！」
ト(なんなんだろうかこの子……)
グ「でも意地悪なリドルの魔法なんかより全然スゴイんだゾ！」
ト「いや……俺の魔法なんか、寮長の魔法に比べれば子どものオモチャみたいなものだ。レベルが違うよ」
「？」
リドルの名前を出してグリルがトレイの魔法を褒めるもトレイはそう返し苦しそうな表情になる。
一瞬だが曇った表情のトレイを見てAが首を傾げているとトレイは笑顔で口を開いた。
ト「………さ！今日はもう遅い、タルトを寮長に渡すのは明日にして寮に戻ろう。明日は『なんでもない日』のパーティだ、遅刻するなよ」
エ「A、また泊めてくんない？オレ、意地悪な先輩に寮に入れてもらえないみたいだし！」
ケ「あらー棘のある言い方〜」
「断る」
デュ「こらエース、あまりAに甘えるのはよせ」
グ「そうだゾ！今日も泊まるなら宿賃払え！ツナ缶10缶！」
エ「えー！じゃあ野宿しろってのかよ」
「その意地悪な先輩と共に一晩野宿して交流を深めたらいいだろ」
エ「絶対やだ」
ケ「え？そのやだはどういう意味のやだ？野宿？オレ？というかオレ巻き込まれた？」
ト「じゃあデュースもお目付役としてAの寮へ泊めてもらったらどうだ、副寮長の俺が外泊許可を出してやるぞ」
ケ「トレイくんってば新人ちゃんに甘くない！？いいなーね、Aちゃんオレも行っていい？」
「寮の玄関あたりと庭、どっちで寝たいですか？」
ケ「それ結局野宿じゃん！！」
ト「ケイト、お前はダーメ」
ケ「ちぇ、さげぽよ」
ト「じゃあ、A。うちのが2人も邪魔して悪いが明日までにはよろしくな」
「明日には原型がとどまってないかもしれませんが話す程度には生かせるようにするので任せてください」
ト「はは、ほどほどにな」
エ「いやいや！めっちゃこわ！？オレら何されんの！？」
デュ「クローバー先輩も爽やかに返事しないでください！！むしろ突っ込んでください！！」
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零(プロフ) - これって、記憶が戻ったりしないんですか？ (2022年8月8日 16時) (
レス) @page1 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ここさん» ここさん、こんにちは(*´ω｀*)早速読んでくださったんですね！ありがとうございます！！私ももう１度ここさんの小説読み返してます（笑） (2021年4月22日 12時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - るーるるさん、先日は作品にコメントくださいましてありがとうございました^ ^このお話、とっても面白いです！会話のテンポも良くて、面白くて^ ^まだ途中までしか読めていませんが続きが楽しみです^ ^お互い頑張りましょう♪ (2021年4月22日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - 推しに会いたい？さんありがとうございます！これからもそんな感じで頑張っていきますので応援よろしくお願いします！！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
推しに会いたい?(プロフ) - ケイトくんのシーンが面白かったです。着ぐるみも含めて←頑張ってください！ (2021年3月4日 18時) (レス) id: be69859924 (このIDを非表示/違反報告)
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