真紅の暴君 21 ページ22
再び何かをしようと立ち上がるAをケイトが掴んで言っているとエースがディアソムニア寮生達の中に先程のポムフィオーレ寮の美少年とはまた違った可愛らしい顔たちの小柄の生徒を見つけてそう言うとトレイがああ、と彼の方を見て口を開いた。
ト「うちの学校は飛び級入学がアリだからな、でも彼は子どもじゃないぞ。俺たちと同じ3年生の…………」
ピロン♪
？「リリアじゃ、リリア・ヴァンルージュ」
全員「！！？？」
トレイが名前をいいかけた瞬間、ディアソムニア寮の席に座っていた可愛らしい生徒がいきなり逆さの状態で現れ皆は驚きの声をあげる。
Aだけは冷静に彼を見つめていた。
グ「コ、コイツ、瞬間移動したんだゾ！」
「初めまして、Aです」
グ「コイツはコイツで冷静すぎなんだゾ……」
リリ「おお、なんと肝が座った娘じゃ。さすが噂の新入生と名が付くまであるわい。時にお主ら、わしの年齢が気になるとは？クフフ、こんなにピチピチで愛らしい美少年のわしだがたしかにそこの眼鏡が言うように子どもとは呼べない歳かもしれんな」
ト「ピチピチ……」
リリ「遠くから見るだけでなく気軽に話しかけにくればよかろう」
ぷに
「本当だ、お肌ぷにぷにですね」
デュ「こらA！先輩に何してるんだ！？」
リリアが笑顔でいうとAは彼の頬に自身の指をさして柔らかく肌触りのよい頬を堪能する。
リリ「ますます不思議な娘じゃ、気に入ったぞ」
「どうも」
リリ「これから同じ学園に通う学友としてよろしく頼むぞ、ぜひ我がディアソムニア寮の奴らとも仲良くしてほしい」
Aのスキンシップ(？)に良くしたらしいリリアはディアソムニア寮の方を向いていうと彼らは警戒心丸出しで特にAを睨むように見ていた。
デュ「あっちのメンツは全然気軽に話しかけて欲しいってカンジじゃないけどな……」
リリ「クフフ、食事中上から失礼したな」
「じゃあ僕は今度斜めから失礼しますね」
ケ「どういう事？」
リリ「それは楽しみだ、ではまたいずれ」
リリアはそれだけ言うと颯爽とその場から去っていく。
Aが手を振りながら見送る中、皆は呆然と光景を眺めていた。
エ「あっちの席とオレたちの席、軽く20メートル以上離れてんのにオレらの話が聞こえたってこと？コワッ！」
ト「ま、まぁ……そんなわけでディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般に長けた優秀な生徒が多い」
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零(プロフ) - これって、記憶が戻ったりしないんですか？ (2022年8月8日 16時) (
レス) @page1 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ここさん» ここさん、こんにちは(*´ω｀*)早速読んでくださったんですね！ありがとうございます！！私ももう１度ここさんの小説読み返してます（笑） (2021年4月22日 12時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - るーるるさん、先日は作品にコメントくださいましてありがとうございました^ ^このお話、とっても面白いです！会話のテンポも良くて、面白くて^ ^まだ途中までしか読めていませんが続きが楽しみです^ ^お互い頑張りましょう♪ (2021年4月22日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - 推しに会いたい？さんありがとうございます！これからもそんな感じで頑張っていきますので応援よろしくお願いします！！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
推しに会いたい?(プロフ) - ケイトくんのシーンが面白かったです。着ぐるみも含めて←頑張ってください！ (2021年3月4日 18時) (レス) id: be69859924 (このIDを非表示/違反報告)
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