真紅の暴君 18 ページ19
ケ「それな〜！運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか？黄色と黒の腕章つけてるのはサバナクロー寮」
グ「ほー………あれ？Aは？」
グリムは説明を聞き感心したようにいうとAがいない事に気づく。
皆も不思議に思い、辺りを見回すと彼女は
例のサバナクロー寮生の背後に回っていた。
エ「はあ！？アイツ何してんの！？」
デュ「あの寮生に何かする気なのか！？」
ケ「いやいやその前にいつの間にあの場所に！？気配しなかったよ！？」
ト「全く気づかなかった…！？」
色々と突っ込む事は多かったがトレイは彼女の俊敏さに驚き、Aの方に視線を向けるとAは狼のサバナクロー寮生の耳を背後から腕を伸ばして撫で回していた。
全員「！！！？」
狼「………！………？」
その光景にハーツラビュル寮生達は声が出せない程驚き、狼の寮生も気配を感じて後ろを振り向くとそこには誰もおらず困惑していた。
グ「ば、バレなかったんだゾ……」
ト「あ、ああ……」
「ただいま」
ケ「Aちゃん……何してたの？」
「意外に柔らかいですよ、狼の耳」
ケ「触りたかったんだね……」
エ「ビビらせんなよ全く……」
デュ「しかし、よく相手にも気づかれなかったな」
「トレイ先輩、あの灰色と薄紫色の腕章はどこの寮ですか？」
全く意にしていないAは今度は入学式の際にグリムを追いかけていた寮長の1人である眼鏡の生徒を指をさして聞く。
ト「彼はオクタヴィネル寮だな、ちなみにその手前のテーブルに座っている臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ」
Aの質問に戸惑いながらもトレイは眼鏡の生徒、オクタヴィネル寮生と手前に座る2人組の生徒、1人は眼鏡の寮生と同じ入学式で寮長クラスのターバンを巻いた寮生、隣に座る黒髪、褐色肌の生徒がスカラビア寮生だと説明する。
ケ「どっちも頭脳派揃いって言われてる、筆記テストはそこ2寮がデッドヒートってカンジだよね。あ、でもスカラビアの寮長は勉強はそこまでって感じで〜」
エ「はーい、これ話が脱線するフラグ」
ト「お前、順応早いなぁ………あ」
デュ「どうしたんですかクローバー先輩？」
グ「ふな！？またなんだゾ！！」
全員「え？」
眼鏡「………おや？残しておいた唐揚げが1つない…」
ターバン「でさ〜」
ヒョイ
褐色「……………」
スポッ
ターバン「ん？どーした？オレの頭、なんかついてるか？」
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零(プロフ) - これって、記憶が戻ったりしないんですか？ (2022年8月8日 16時) (
レス) @page1 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - ここさん» ここさん、こんにちは(*´ω｀*)早速読んでくださったんですね！ありがとうございます！！私ももう１度ここさんの小説読み返してます（笑） (2021年4月22日 12時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - るーるるさん、先日は作品にコメントくださいましてありがとうございました^ ^このお話、とっても面白いです！会話のテンポも良くて、面白くて^ ^まだ途中までしか読めていませんが続きが楽しみです^ ^お互い頑張りましょう♪ (2021年4月22日 8時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - 推しに会いたい？さんありがとうございます！これからもそんな感じで頑張っていきますので応援よろしくお願いします！！ (2021年3月4日 19時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
推しに会いたい?(プロフ) - ケイトくんのシーンが面白かったです。着ぐるみも含めて←頑張ってください！ (2021年3月4日 18時) (レス) id: be69859924 (このIDを非表示/違反報告)
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