スケアリーモンスターズ 14 ページ30
ク「まあねえ、地元の方には普段からお世話になってますしこれぐらいのお礼は当然ですよ…そのお陰で最近お腹周りが………っていや最後ただの悪口じゃないですか!やめてくださいよもう!!」
ジャ「お前は大人しくしてろ!」
「そうですよケイト先輩!学園長に失礼ですよ!!」
ケ「うん、そうね。そっくりそのまま返すよ」
ジェ「それにプレゼントと言ってもら1つ約100マドル未満の小さな袋詰めキャンディですけどね」
ク「大切なのは感謝の気持ちなんです、気・持・ち!」
ヴィ「アンタたち、特に小ジャガ、話の腰を折るのはやめなさい。続けるわよ?スタンプラリーの実施時間は朝10時から、夜22時までその間、スタンプラリー会場は無人にしないこと。会場に来た参加者にスタンプを押すためよ」
「はい、変り身に人形を置くのはアリですか」
ヴィ「ハッ倒すわよ。スタンプ係は授業も免除されるわ、長丁場だけど各寮で交代しながら対応するよ」
ジャ「寮に戻ったら、即シャワー浴びてダッシュで寝ねえと1週間もたねぇな」
ボソッ
イ「22時とか…そっからが1日の本番の時間でしょ………」
ニュッ!
「はよ寝ろ」
イ「ひぃいい!?いつの間に背後に!?」
デュ「この1ヶ月間…やることが多くてめちゃくちゃ大変でしたが明日からも気合入れて挑まないといけないっすね」
リリ「確かに仮装と会場を同時進行で制作するのは目が回る忙しさじゃったのぅ」
エペ「はあ……衣装の準備、すごく大変だったなあ」
ヴィ「当たり前でしょう、ポムフィオーレは寮長であるアタシが運営委員長を務めてるんだから。それに、美の精神に基づく寮の仮装がチープだなんてお話にならない。でも悩んだ甲斐あって素晴らしい仕上がりになったわ」
ポン
「お疲れ、エペル。ハロウィーン終わったら「寮長を愚痴ろう会」やろうぜ」
エペ「え?」
ヴィ「どういう意味よ!!」
ガッ!
ク「シェーンハイトくん!キミも流されかけてますよ!!1度落ち着いて!!」
疲れた様子のエペルの肩に手を置きながらそう言うAに、ヴィルが彼女の顎を片手で掴みながら抗議するもクロウリーが阻止に入ったので何とか落ち着いた。
それからクロウリーは運営委員の顔を一通り見た後、腕を組んで話を続ける。
ク「おや、みなさんのその表情を見るに………どうやら自分たちの仕事に自信たっぷりのようですね?」
全員「もちろん!」
クロウリーの問に皆はまるで子供のように、元気に答えた。
するとジャックが
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