ゴーストマリッジ 91 ページ13
エ「ハッキリしてんなぁ」
グ「Aがモテてる所が想像できないんだゾ」
デュ「確かに」
ジャ「確かにって………」
《でも、Aちゃん。ゴーストのバッハさんにプロポーズされてたような……》
ジャ「速効でぶっ倒したけどな」
セ「一生結婚できないんじゃないかこいつ」
エペ「それはさすがに言い過ぎだよ!」
ジャ「ん?………いや待てよ」
本人もモテないと宣言したにも関わらず、皆は口々に色々言っていると途中でジャックがある事を思い出した。
ジャ「エペル……前、クラスの奴が…………」
エペ「え?………ああ、あれ………」
デュ「なんだ2人して」
エペ「えっと………本人がいる前で話していいのかどうかわかんないけど……前、僕たちのクラスメイトがその…Aサンの事好きだって言ってて………」
全員「…………えええええええええ!!?」
「へー」
エ「お前これ聞いてもへーですますのかよ!!」
ジャ「やっぱ覚えてないんだな」
エペ「可哀想に……」
「何が?」
セ「それはどういう意味だ!!」
ジャ「そのクラスメイトの奴、俺とエペルに相談してきて………」
〜数カ月前〜
ある日の休み時間、B組の教室にて
男“ジャック!エペル!”
ジャ“あ?”
エペ“何か用、かな?”
突然話しかけてきたB組の生徒に、会話をしていたジャックとエペルは中断して彼の方を向く。
話しかけてきたクラスメイトは頬を染めて落ち着かない様子だった。
男“お、お前らってさ、あのオンボロ寮の監督生……と仲いいよな!?”
ジャ“オンボロ寮の監督生……Aの事か?”
エペ“Aサンがどうかした?”
男“俺、あの子が好きなんだ!今日の放課後告白してくる!!”
ジャエペ““……はぁああああ!!?””
突然のある意味の告白に、ジャックとエペルはすぐに理解できなかったが意味を知ると2人揃って大きな声をあげる。
その声に教室内にいたクラスメイト達は何事だと一斉に彼らの方を見るが今は気にしてられない。
ジャ“お、おま!おま、お前!正気か!?どこかで頭をうったのか!?”
男“ひでえな!なんでだよ、確かにあの子色んな噂聞くけど黙ってたら美少女じゃん”
エペ“顔で騙されるんじゃね!”
男“エペル!?”
ジャ“やめとけアイツは!アイツは人間じゃねえ!!”
男“ジャックまで!?なんだよ!どんな所が駄目なんだよ!!”
ジャ“急に扉を破壊して部屋入ってくる所とか”
エペ“勝手に部屋を改造する事とか”
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ