Girls'★ fantasy 3

ゴーストマリッジ 46 ページ11

ゴ「いや本当にやめて！わ、わかった！わかったから！！お前の本気は充分に伝わったから！！お願いだから体を起こせ！土下座やめろ！！」

「へ〜い」

ゴーストが涙目で頼み込むと、Aは適当な返事をして立ち上がる。
一応認めてくれたようだ。

ゴ「はぁ………なぜか疲れた…………お前たちを今までの覚悟のない求婚者とは違うと認めよう」

リ「審査には合格したようだね、それなら早く中に入れてくれないか？」

疲れた様子のゴーストがそう言うとリドルが圧をかけるように言う。
すると

ゴ「だが………やはり背が…………」

リ「え？」

「リドル先輩の背が低いって言いたいのかコラァ！！こんなにちっちゃくてもリドル先輩は凄いんだぞゴラァァ！！」

リ「……………………」

エ「いやバカァアア！！！りょっ、寮長落ち着いて！」

ブチッ！

リ「……………よ……………」

エ「アイツ寮長のすごさがわかってないんすよ、やだなー………ははは………」

「本当だ、いくら見た目がちっさいくても先輩の短気さとウギィイ！は学園1位だぞ！！」

ぴ「うぎぃいい！！」

エ「お前ぇええ！！！」

リ「よくも………………よくもボクにそんな口を聞いてくれたね！！」

ゴ「はあ！？俺は何も言ってないぞ！言ったのはそこの性別不明な奴が」

リ「『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)』ォ！！！！！！！」

ガシャン！！

ゴ「なにっ！？」

ゴーストの抗議も虚しく、顔を真っ赤にして怒り狂うリドルはユニーク魔法を発動させゴーストの首に魔法封じの首輪をつけた。
さらに

リ「炎よ！この無礼者を燃やし尽くせ！！」

ボォオッ！！

ゴ「あっちちちちちいいいーーッ！」

ピューーーン！！

ぴ「ばいば〜い」

炎の魔法をまともにくらい、ゴーストは悲鳴をあげながら学園に逃げていく。
そんなゴーストにぴぃ助は手を振って見送ってる中、ルークがリドルに声をかけていた。

ル「リドルくんの魔法が鮮やかにきまったね」

リ「どいつもこいつも………一般的に男性の身長が伸びるのは18歳までだと言われている！ボクにはまだ、1年も余地がある！」

エ「寮長、それ絶対調べたでしょ……ずっと気にしてたんすか？」

リ「気にしていない！ボクはただ、外見で人を判断するヤツが許せないんだ！」

「本当ですよ！リドル先輩に失礼なゴーストめ！！」

エ「失礼なのはお前だよ」

エペ「ボクは、リドルサンの意見には納得できるけど……それよりこんな派手に魔法を使ったら……」

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