#36 ページ36
〆
海人「おかえり〜！！！俺チョー寂しかった！！！」
紫耀「はぁ！？海人、俺用事ある〜。って言ってたじゃん！！嘘かよ！！」
海人「…てへ？」
お城に帰ると、玄関までドタドタ走ってきてお出迎えしてくれたカイくん。
かわいい弟だなぁ。
って癒されつつ、
急遽2人で追いかけっこが始まったから、私は1人で部屋に戻った。
・
着替えが終わって、
ついつい目がいくのは、机の上に置いてあるさっき買った懐中時計。
淳太さんが綺麗にラッピングしてくれて、
見てると早く廉くんに渡したくてうずうずする。
…早く会いたいなぁ。
カレンダーを見ると、廉くんが帰ってくる予定日まであと五日。
あと少し。
でも、そのあと少しが長いなぁ。
・
海人「起きてー！Aちゃんー！」
なにかに揺すらされてる…。
この声ってカイくん…？
寝ぼけた目を頑張って凝らすと、カイくんの不貞腐れてる表情が見える。
『…寝てた。』
海人「俺ずっと声掛けてたのに全然起きてくれないんだもん！！」
『ごめんごめん…笑』
朝に聴いたオペラの眠気で爆睡してた。
んー、もう夜ご飯の時間？
正直、今は食欲よりも眠気が勝ってるんだけど。
海人「紫耀とのデートどうだった？」
『…ん？』
海人「だから、紫耀と今日どうだった？？」
デートデート！ってニコニコと聞いてくるけど、
何も無いし、デートじゃないです。
カイくんは一体何が言いたいの。
海人「2人で出かけたらちょっとは仲良くなるかなー？って思ったけど、ダメだったみたいだね〜笑」
あぁ、そういうこと。
困ったような表情を浮かべてるカイくんをよそに1人で納得。
『あっちが私のこと嫌ってるんだから仕方ないよ。』
海人「紫耀、別に悪いやつじゃないんだよ？
普段あんな感じじゃないんだけど、Aちゃんに対してはああなっちゃうんだよね。
んー、なんでだろ。」
『それはわかってるよ。』
今日街の人達と触れ合ってる紫耀さんを見て、
物凄く優しい人だっていうのは伝わってきたから。
まぁ、私に対してはどう考えてもツンツンしてる。
私にももうちょっと優しさ欲しいかな。
〆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 818人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさりん - 嵐ファンですがきんぷりも大好きです (2019年7月12日 19時) (
レス) id: 15ade12b63 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-ﾘﾚﾝ-(プロフ) - いちごみるく。さん» 可愛いですか！？初めて言われました！嬉しい(^-^)笑シンデレラガールの世界観っぽくなってたら嬉しいです◎ (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-ﾘﾚﾝ-(プロフ) - さくらさん» そんなに好きになってもらえて嬉しいです！笑ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - この作品凄く可愛いくて大好きです！シンデレラガールを流しながら読んでます！！これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月9日 18時) (レス) id: 6ca3ba1c3c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 何回評価おしても足りないぐらいです…笑今読んでる中で一番好きなやつです！更新頑張って下さい!! (2018年5月5日 3時) (レス) id: 83d52a6862 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
