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#35 ページ35










『元気にしてますよ!…多分。』



淳太「多分って笑毎日一緒にいるやろ?」





紫耀「廉、今玄樹のとこいるの。」



淳太「あぁ、そういうこと。まーた紫耀が仕事押し付けたんやろ。」




紫耀「あ、バレた?…てへ。」









てへ。…ちゃうやろ。おい。って、

私を無視して、淳太さんのお説教タイムが始まった。








…なんか、今日一日、紫耀さんと過ごしてたからあんまり寂しいって感じなかったけど、




ふと会話でその話を出されると、

いないんだよなぁ…。って寂しさがやってくる。









暇だなぁ。と思いながら見回してると、

ふとキラリと光った時計に自然と手が伸びる。



これって、懐中時計だっけ?






白銀で作られてて、細かいデザインに目が奪われて、


ただ単に、綺麗。って思った。






その気持ちが、なんだか初めて廉くんに出会ったときと同じで。







…廉くんに似合いそうかも。









紫耀「それ買うの?」







淳太くんのお説教が終わったのか、私の手元を見ながら横から口を出してくる。



興味なさそうな顔してるけど。








『廉くん喜んでくれると思います?』



紫耀「あ、廉にあげるの?」





まぁ、いいんじゃないー?って、適当なのかなんなのかわからないけど、


返事をしてくれただけいいとしよう。







淳太「廉こういうデザイン好きだから喜んでくれると思うよ!」



『ほんとですか!』







淳太さんの言葉が嬉しくて、思わず食いつき気味に反応しちゃって、


淳太さんは思いっきり笑いだすし、紫耀さんは怪訝な顔で私のこと見てる。







淳太「かわええ子やわ、ほんま。廉ええ子見つけたなぁ笑」


紫耀「淳太くん!!!」






隣で怒ってる人いるけど、

それを気にせずスルーして私の頭撫でてくる淳太さん強い。





結局、終始紫耀さんはムスッとしてて、淳太さんはニコニコしてた。


その二人に挟まれてる私はずっとオドオドしてたけど。








淳太「廉のことよろしくな?」





帰り際に淳太さんから言われた一言。


紫耀さんは、早くしろ。って店の外で待ってる。






『はい!任せてください!』



淳太「それは頼もしいわ〜笑」








今の私はまだまだ未熟だけど、


いつかちゃんと廉くんを支えられるぐらい立派な女性になるから。




ちょっとだけ胸を張って、言わせてください。







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みさりん - 嵐ファンですがきんぷりも大好きです (2019年7月12日 19時) (レス) id: 15ade12b63 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-リレン-(プロフ) - いちごみるく。さん» 可愛いですか!?初めて言われました!嬉しい(^-^)笑シンデレラガールの世界観っぽくなってたら嬉しいです◎ (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
李恋-リレン-(プロフ) - さくらさん» そんなに好きになってもらえて嬉しいです!笑ありがとうございます!更新頑張ります! (2018年5月10日 21時) (レス) id: f803bf6e05 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく。(プロフ) - この作品凄く可愛いくて大好きです!シンデレラガールを流しながら読んでます!!これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月9日 18時) (レス) id: 6ca3ba1c3c (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 何回評価おしても足りないぐらいです…笑今読んでる中で一番好きなやつです!更新頑張って下さい!! (2018年5月5日 3時) (レス) id: 83d52a6862 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:李恋-リレン- | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2018年4月2日 19時

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