幼なじみ_T 3

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「どぉー？」




着替えはしたものの
外に出るのが恥ずかしくって
躊躇していたらまた外から声が掛かった






「う、うん。」






カーテンの端を引っ張って
ゆっくりゆっくりカーテンをスライドさせる








「……どうかな……？」








.



.




.




.





一瞬目を見開いたような
そんな表情をして
そのまま何も発さない






私は無言にも耐えられなくて
だから似合わないって言ったのに
ってゆう複雑な思いとが交差する






「似合わないでしょ？笑
じゃあ、もう着替えるね！」







何だかすごく悲しくて
空けたとき以上に
カーテンを持つ手に力が入る






「うぇ？
あっ！違くてむぎ！！」





ってカーテンを持つ手を握られた






「すごいキレイで見惚れた。
むぎキレイな感じも似合うよ？
ねぇ。これにしない？」






そうゆう
ゆう君の耳は真っ赤になっていて









きっと本心で言ってくれてるよね...。









と言いながらカーテンを閉めたら
わたしも顔がすごく真っ赤になっていた。。。









.




.





.






.




「じゃあそれ
会計持ってくわ」





試着が終わると
さらっとわたしの分も...




「ありがとう。」




お店を出た時にそう伝えると
「あたりまえでしょ！
じゃあ次行こっか！」




って手を出してくれて
手と手は自然と恋人繋ぎになる





ゆう君は気にしてないみたいだけど
私はそんな事ですら
いちいち嬉しい








ぶーらぶら
上から下に降りてくると



「次ここ見ない？」





って足を止めたのは
ジュエリーショップ






ジュエリーショップと言っても
キラキラした感じのお店とゆうよりは
ゴールドが貴重になっている
ややカジュアルよりなお店








でもここ
普通にアクセサリー買おうって
入るようなお店じゃないよ？
ゆう君？

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