レッスン ページ5
貴方side
貴方「1.2.3.4…」
手拍子とカウントが響く教室
みんな汗をかきながら
一生懸命に練習する
貴方「よし!一旦休憩ね」
水とタオルを渡しながら
貴方「嵐ちゃんは〜
右手あげるところ…ここのひじが1人だけ曲がってた
あと、ちょっとその後が遅れてたかな」
鳴上「やっぱり…ちょっと遅れた気がしたのよね〜
次から気をつけるわぁ」
貴方「次、司くん
とりあえず、体力つけよう!
1人だけバテバテだよ!」
朱桜「お姉様のlessonについていけるように
頑張ります!」
貴方「次、凛月くん
まず、やる気出して!
やれば出来るのに…やらないから…」
朔間「だって〜眠い…
さくらちゃんが膝枕してくれるなら考えるかなぁ」
貴方「しません!
あと、泉くん、
泉くんはソロはいいんだけど…
うーん、なんか、ちがうのよ…」
瀬名「はぁ?ちょーうざぁい
なんかって何?
なんでか考えるのがプロデューサーの仕事でしょ?」
貴方「ご、ごめんね」
朔間「ちょっとせっちゃん、
そんな言い方しなくていいじゃん?
それよりも、さくらちゃん、足貸して〜」
貴方「あ〜待って寝ないで!!
まだレッスン途中なのに…」
キーンコーンカーンコーン…
鳴上「あら?もうこんな時間!
そろそろ着替えて下校しないと…」
貴方「そうね、今日はおしまい!
それぞれ復習しといてね!」
朱桜「瀬名先輩!
土曜って予定空いてませんか?」
瀬名「えーっと……空いてるけどぉ?」
あ、泉くんにも聞くんだ…
土曜に何があるのかな…
朱桜「良かった!
そのまま空けといてください!」
瀬名「なんなの?
用事の内容を言ってくれない?」
司くんが自分のスマホ画面を見せて
私を見て言う
朱桜「お姉様も土曜空いてるそうです!
3人で行きましょう!」
司くんは楽しそうにそう言った
でも、どこに行くんだろう…
泉くんが一緒なら…
行きたいかな…
瀬名「はぁ?なんでさくらも一緒になわけぇ?
さくらじゃなくてもいいでしょぉ?」
貴方「えっ…?」
今なんて…言った?
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作者名:きつね | 作成日時:2020年8月27日 0時