君の嘘は私の幸せ

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- Yuu side -

男子が時たまふざけてする恋バナは、俺にとっては結構つらい。

。。。にも関わらず、俺は必ずあいつらのくだらない話に引きずりこまれる。

無理やり。

理由としては。。。。





俺には、みんなと違って、本気で好きな人がいるからだ。

ずっと、その子一筋だったから、不運なことに、全学年にばれてしまっている。

だから、昔はずっとからかわれてたんだ。

片想いなんて、お前だせーって。

でも、最近はみんな、とりあえず彼女が欲しいという。


「おい！夕！聞いてんのか？お前、いつあいつに告るん？」

「知らねーよ」

「そろそろ告れよー」

「そーだよ、告れよおー」

「ほら、お前、ライバルできる前に早くやっちゃえよ」

「黙れよ、かんけーねーだろ」

「いっつもそれじゃんよー、お前」

「マジヘタレなんだな。」



そんなの違うって反論したくてもできない。

あいつは、男と付き合うような人じゃない。

もっと、全然純粋で。。。

だから、それもそれで手がだしずらいんだ。

そんなこと、わかってくれる人なんて、どこにもいないんだよ。

だから、俺は、ずっと、何年間も。。。。

このままでいるんだ。








彩、好きだよ。






この気持、お前に届くのは、いつになるだろう。

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