【あんスタ】笑顔の魔法【男主】 (ページ2)

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Monologue♪ ページ2

楽しいことが好き。

みんなの笑顔が、だぁい好き。

夢を叶えることは＿＿＿

これ以上ないぐらい、素晴らしい。

だから楽しい時間を、

みんなに笑顔を与えることを夢にしたアイドルたちは＿＿＿

神さまとか天使さまとか、

そういう信仰の対象になるぐらいの

尊い存在なのだ。

＿＿＿なんて、そんな筈ない。

アイドルたちは、

決して綺麗に飾り立てられ崇められる

人形めいた偶像などではない。

等身大の、

泣いたり笑ったり怒ったりする

青春のなかで生きている人間だ。

そして、

そんなアイドルたちが夢を叶えるために、

どれほどの涙を流さなくてはいけなかったか。

だけど安心して。

これは最後にはみんなが笑顔になれる物語だから。

誰の心も取り零したくなんかない。

かつて夢ノ咲学院では、

大勢の者が傷付いて壊れて消えていった。

その証が校庭の隅にたっている。

忘れてなど、

まして見ない振りなどしてはいけない歴史。

落ちる直前、電話が鳴った。

『誰かを笑顔にしたかったんだ』