検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:81,975 hit

ページ25

まあ…


そりゃあそうだよな…


「太輔は俺の大事な親友だもん」


「…俺も、いくらわたでも抱かれるのは無理かな」

抱かれるのは無理というのは本音で、今のところ俺はそこまでは考えられない。



「でもさっき太輔がすげー色っぽくてびびったわ」


渉の笑顔にどう向き合えばいいのかわからなくて、誤魔化すようにまた酒を飲む。


「他の人にあんなこと言っちゃ駄目だよ」


「…わたにはいいの?」


チラリと顔を覗く。


「俺にはいいよ」


「なんで?」


「俺の太輔だから」


「…」


落としたり上げたり腹立つな。


「わたも色っぽいよ」


「え、どこが?」


「料理してるとことか」


「ふふ、また作ってあげるね」




数時間前の甘いキスが嘘のように思える。


あの時、渉は少しでも俺を求めてくれただろうか。


何かが溢れ落ちた訳でもないのに、無意識に俺は自分の手を握りしめた。

バスルーム→←声



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:わたたい , キスマイ , 横藤   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kikiKIKI(プロフ) - 長くお休みしていてすみませんでした。また少しずつ更新していきます。よろしくお願いいたします。 (2018年12月21日 19時) (レス) id: 3ff6683652 (このIDを非表示/違反報告)
kikiKIKI(プロフ) - オセロさん» ありがとうございます。長く更新が止まっていてすみません。何度か続きを書いてはいるのですが挫折を繰り返しています。けれど必ず書きますので、どうかお待ちください。 (2017年11月18日 21時) (レス) id: 3ff6683652 (このIDを非表示/違反報告)
オセロ(プロフ) - 始めてコメントします。このお話のリアルさにビックリしました。文脈に横藤のリアルを感じます。長い眼で待たせてもらおうと思ってます。期が熟したら続きをよろしくお願い致します。 (2017年11月11日 20時) (レス) id: 57b12fa68e (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - kikiKIKIさん» 横藤だと思いながら読ませていただいてたので安心しました!更新楽しみにしてます。お返事ありがとうございました<(_ _)> (2017年1月28日 23時) (レス) id: 8ebc8c7a9b (このIDを非表示/違反報告)
kikiKIKI(プロフ) - mさん» 間違えました!ご指摘ありがとうございます。横藤が正しいです。重要な所を間違えて冷や汗が出てしまいました>_< (2017年1月28日 16時) (レス) id: 3ff6683652 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kikiKIKI | 作成日時:2016年11月25日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。