幼なじみ_T 2

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夕方になると私の体調もだいぶ良くなって
近所のスーパーに買い物に行って
夜はうどんにする事にした




ゆう君の為に
何か作りたかったけど
病み上がりだからって
簡単にできて消化の良いものって
ゆう君が言ってくれた






うどんくらいすぐに作れるのに
心配性の彼は
私の横にずっと立っている笑




「ネギネギー！
ネギいっぱい入れよ！」





「あっ！
卵落とそうか」






「俺次何やる？」







子供のお手伝いのように
ウキウキしてるみたいで
横でちょこまか動き回ってくれるから
お箸のセットとかもお願いすると
置く位置が違うとかで
微調整を重ねて
すごくこだわり抜いた食器セットになった笑







「ありがとう」




そう伝えると
千切れるんじゃないかってくらい
しっぽを振って喜ぶ
犬のように目を輝かせた






ゆう君って外じゃクールで
人見知りだけど
仲知れた人には
素の自分を見せたりして来て
そーゆう所も
可愛いなって思っちゃう






それに
なんのアレンジもなく作った夕食だけど
美味しいってちゃんと食べてくれた






ご飯を食べながら
明日は何する？
って2人でいることが前提の
会話ができること
１つ１つがすごく嬉しかった

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