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「高嗣!」







いつもの居酒屋に入ると
珍しく高嗣が先に座ってた






焼酎を飲んでるから
結構前に来たのかも







あの事件から
特に連絡も取ってなかったし
どうゆうふうに接したらいいのか
迷ったけど
高嗣がいつも通りだったから
こっちもいつも通りにしたつもり






高嗣はというと
お酒のピッチも早いし
なんだか顔もほんのり赤くて
いつもと立場が逆転しちゃってる笑









おかげでこっちは
ヒヤヒヤしてお酒がすすまないよ笑








っていつも高嗣もこんな感じなんだろうか?
もしそうなら私もお酒の飲み方改めよう







そう思いながら
完全に酔っ払った
高嗣とお店を後にする






「高嗣本当に帰れるの?
すっごく心配なんだけど」





「うん。
ちゃんと帰るから大丈夫。」






そう言ったまま
動き出さない高嗣









「たか…」






寝てる?
と思って顔を覗き込もうとした時





「むぎ!」





って私の問いかけに被さってくるハスキーな声






「俺がなんで彼女作らないかわかる?」







さっきまでの酔いはどこに行ったんだろう
ってくらいのはっきりした声







「えっ
いきなり何?」







そして
状況が分からず
あたふたする私







「むぎのそーゆうとこ
ほっとけないからだよ。






ずっーと昔からね。





いい加減
俺を安心させてくれよー





って言いたいところだけど
実際助けられてるの
俺だったりするんだよ




仕事で疲れた時とか
一緒に酒飲んで
むぎの作ったおつまみ食べたら元気でる。



明日も頑張ろうって思える…



いつもありがとね。」








照れ隠しなのか
被ってたキャップを深く被り直しながら
一言一言溢れてくる言葉








「私も助けられてるよ…?」





高嗣の言葉に
どうゆう意図があるのか分からない私は
探り探りで言葉を返す








「…笑
むぎの事ずっと好きだったって気づいてた?」









私の返事に苦笑いをして
次の言葉を放った









「って言っても
もう過去の話だけどね。笑


玉との関係壊すつもりとかないし




.




.





じゃー
帰るわ」






私が何も言わずに
立ち尽くしていると
まるで私の心を読んだかのように
言葉を並べて
高嗣は歩き出した

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作品ジャンル:タレント
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kikiv_v(プロフ) - kumiさん» ありがとうございます!うまく書けるかわかりませんがよろしくお願いします。 (2018年7月25日 9時) (レス) id: dd46fb03e8 (このIDを非表示/違反報告)
kumi(プロフ) - 続編めっちゃ嬉しいですー\(^o^)/ありがとうございます☆楽しみにしています! (2018年7月24日 1時) (レス) id: 8cddf2f951 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きき | 作成日時:2018年7月23日 21時

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