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おやおや？
俺っちさ、ついさっきまで居酒屋で飯食ってましたよね？
んでAねぇに誘われて家に来て、話も弾んでいた時に ｢お風呂入る？｣ って。
ザザー…
｢……はあ、これって意識されてないからなの？｣
簡単に家に男招くし泊まって良いとか風呂入れとか、慣れてんの？
誘われてんの？
どっちだよ……。
頭からシャワーを浴びて冷静を保とうとするけど、男の頭ン中なんてピンクな妄想だらけだよって。
｢Aねぇ、ありがとう！｣
｢あはは、ぺったんこになってる｣
風呂から出ると寛ぎ中だったAねぇが髪を乾かしてくれるって言うから、ベッドの下に座って目を瞑る。
暖かい風と髪を触られるって心地良さに眠気がやってくる。
そういえば子供の頃、何度かAねぇに髪を乾かしてもらったことあったけど、その時間が好きだったなって。
｢ふふふ、大ちゃんが小さい頃、時々お泊まりした時に乾かしてあげてたよね｣
｢うん、あの時間好きだった｣
｢私も好きだったよ｣
いやそれ反応に困るわ。
あっさりと"好き"なんて言われて、それが俺への好意的な意味じゃないって分かっててもドキッとせずにはいられない。
Aねぇもお風呂に入るって言って1人になった部屋で、
｢眠くなったら寝てていいからね｣
て言葉に俺は頭を抱えて、その場に蹲った。
よくよく考えたらわかることだけど、この部屋にベッドって一つしかねぇじゃんか！
え、なに？
これはもしかして一緒に寝るパターン？
それともやっぱり俺が床で寝るよってお決まりの台詞言えばいいの？
恋愛漫画やアニメは数観てきたし、こういった展開よくあるんだけど、実際自分がその場に立つと何が正解なのか分からない。
｢……あー、なんか疲れた…ってあれ？｣
蹲って見えたテーブルの下、そこに乱雑に積み重ねられてるものに見覚えがあって手を伸ばす。
POTATO……
俺の載ってる雑誌。
こっちも、こっちも……
｢なに…めっちゃ嬉しいんだけど、｣
ニヤける顔が抑えられなくて両手で顔を覆った。
誰にも見られてないけど。
雑誌を見たことを何となく知られないように元の場所に戻して、ちょっと落ち着こうと思ってベッドに寝転がった。
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☆ゆきんこ☆(プロフ) - 詩乃さん» ありがとうございます！駅のシーン予想当たりましたか？やっぱり好きな人と別れるのは名残惜しいので彼は待たない事を選びました。4章でも切なさ続くかもしれませんが、よろしくお願いします(^^) (2020年8月20日 9時) (
レス) id: 7487347ac7 (このIDを非表示/違反報告)
☆ゆきんこ☆(プロフ) - まのかさん» ありがとうございます！やっと彼sideも終えて本編に戻れますので、4章もよろしくお願いします(^^) (2020年8月20日 9時) (レス) id: 7487347ac7 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃(プロフ) - またまたのめり込んで拝読しました！あぁ〜、やっぱり駅でお別れしてすぐ帰っちゃったのはそういうことだったのね！（ ; ; ）と私の中で大ちゃんへの共感の嵐が止まりませんでした。切ない…でもキュンとします。引き続き応援しています！！ (2020年8月20日 2時) (レス) id: e6f055e37f (このIDを非表示/違反報告)
まのか(プロフ) - 大ちゃんｓｉｄｅ完結おめでとうございます ＆ ありがとうございます！ どっちも読めて本当にうれしいｗｗｗ 4章も楽しみにしてます＾＾ (2020年8月19日 20時) (レス) id: 496b8676bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年8月8日 9時
