【人形詩篇*】ー君ニ告グー

第３話【一ノ瀬水亜】 ページ4

．


「いや、ホントもういい加減にしてください。」

学園から寮に帰ってきて部屋に入れば、落書きだらけの部屋。

いやホントもういい加減にしてください(二回目)

「マスターどうしたの？、、、、、、あぁ」

そう聞いてくる藍玉。

そして部屋を見てすべてを察してくれる藍玉。、、、偉いです、優しいです。さすが私の友達。

でも、、、！でも、、、！

「この間は、寮全体だったから、、、！それよりはマシですけど、、、！悪戯をやめろ。って言ってるんです！というか！最終的には落書き消すの私もやらなくちゃいけなくなるんですよ！？」

「え、、、。ちょ、、。マスター！絞まってる！僕の胴体絞まってます！一旦落ち着いて！」

「ハッ！すみません藍！我を忘れていました！」

一旦冷静になったところで、もう一回部屋の中を見渡すと、水性のマジックで落書きということが分かりました

「以前の油性で書かれた時よりはマシですね。範囲もこの部屋だけのようですし、、、。」

とりあえず、

「バケツと雑巾用意してー水も用意してー、悪戯の主犯、、と言いましてももう誰だかわかってるので、この部屋で待っていれば来ますね。藍玉。手伝ってくれませんか？」



「いいよ！マスターの頼みだからね！」

「藍玉は優しいですね〜♪、、さて、ではバケツなど用意しに行きましょうか」

ついでに落書き全部消して帰ってきた時にニッコリと笑って出迎えてあげましょうか。



【真鈴】

第4話【茅ヶ崎夏樹】→←第2話【小鳥遊花音】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す