＊第87話＊ツンデレ。 ページ40
そしてとうとう始業式の日。
『タランタラーンタッタラーン♪』
家を出て、軽い足取りで学校へ向かった。
学校について、くつ箱に靴を入れていると。
「…はよ、A」
『あ、増田くんおは…！！！！！！！！』
「なんだよ」
『あ、え、いや…』
いやいやいや。
急に呼び捨てなんて聞いてないけど！
「…一緒にクラス行ったら怪しまれんだろ。」
『あ、そーだね』
私はいわれるがままに、増田くんと距離を置いた。
でも分かってるんだからね。
今増田くんの耳が真っ赤だったってこと。
私が教室に入った時にはもう、増田くんは席についていた。
何事もなかったかのように荷物を整理している姿を見たら、ちょっと笑いが…
『…ふふふふ』
「え、何？」
けろっとした顔の裏には確実に黒増くんがいて。
『何でもないです。』
そういって座った私だったけど、やっぱりそのあとも笑ってしまった。
それからしばらくたってからだった。
となりの椅子がガラッと引かれたのは。
その瞬間、あの人の存在が一気に戻ってきた。
でも私はそんなのを振り払った。
もう忘れたんだから。
私には
増田くんがいるんだって。
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きぃてご(プロフ) - ラッキーガールさん» ほんまですか！(笑)本当にありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年5月2日 19時) (
レス) id: 1b3933b67a (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーガール(プロフ) - ほんまにこの小説大好きです！！！更新ずっと待ってますww (2018年5月2日 16時) (レス) id: cad5106df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぃてご | 作成日時：2018年4月15日 22時
