Where are you ～俺の隣～【j.yuta】 (ページ2)

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Where are you ２ページ2

俺は、神宮寺勇太。

今日、高3になる！

君のことは、今でも忘れない。

でも、俺が君の人生を壊してしまったんだ。

「勇太～！早く～！」

これが原因で。

俺は中学1年の時に

彼女を作った。

名前は松村薔薇(まつむらはな)

珍しい漢字だろ！

当て字だ。笑

薔薇はすごくモテる。

これでも俺を選んでくれたこのに

すごく嬉しかった。

嬉しすぎて、薔薇しか目に入らなかったんだ。

その瞬間から、Aとの、

関わりがなくなった。

～～～～～～～～～～

年下なのに、

毎朝、起こしてくれた。

でも、

それっきり起こしに来ることはなかった。

俺は、何もわからず、君を問い詰めたんだ。

Aは何も言わずに、泣もせず、

帰って行った。

Aは、俺よりもしっかりしていて、

俺よりも大人だった。

小学生の時は

「勇太くんと同んなじ

中学にいくね！」

何てことを言ってたけど、

実際はそうじゃなく、

Aは知り合いが誰もいない

私立の中学に入学した。

～～～～～～～～～～

「…た。……うた。……勇太。」

勇太「っえ？」

薔薇「さっきからすっごいボーッとしてたよ？

また、Aちゃんのこと思い出してたの？

もぉいないんだからさ、忘れたら？」

勇太「うるせぇ。お前には関係ねぇだろ？」

イライラするといつも薔薇に

八つ当たりしてしまう。

薔薇「関係あるよ！

私が勇太の彼女だもん。

他の女の子となんて考えて欲しくない。」

勇太「わりぃ。言い過ぎた。」

そこから、俺らは無言で学校に着いた。