【赤】ハートに火をつけて (ページ35)

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幸せの予感ページ35

「…緊張してきた」

顔にも表れているAの感情。

そんなAの手を俺はぎゅっと握りしめた。

重岡「大丈夫やって。

みんなには伝えてあるから」

うん。

そう言って、Aは俺と手を離した。

コンコンとノックして扉を開けば

神山「あ、桜野さんや」

俺のメンバーが全員揃っていた。

「あ、あの

桜野Aと申します。

大毅と、、、、重岡くんと交際させていただいており…」

桐山「そんな硬くならんでええよ」

いかにも緊張しているAを見てちょっと面白い。

藤井「なんか、なんでシゲなん？」

は

小瀧「そうそう

まじで、Aちゃんなら他の男の方がええと思うわ

例えば俺とか」

中間「おい、くどくなや」

濱田「でも、ほんまにシゲの心の支えになったってな？」

そんな濱ちゃんの言葉に

一斉にAの方をみんなが見る。

Aは恥ずかしそうに

「私が支えてもらっています」

そう答えた。

おい！

なんて謙虚なんやこの子は！！！

ほんま可愛すぎるやろ！

なんでそこではいって言わずに

はいって言わないとかあり！？

神山「シゲ、そんな驚いてどうしたん」

重岡「いや、俺、

支えてんねやAのこと

ムフフ」

桐山「あの、ホンマに

危険と思ったら俺ら頼ってな？」

Aはにっこり微笑んだ。