just believe in love ページ9
エントランスのインターホンが鳴った。
ついさっき連絡がきたし�眞呂世蹐Δ隼廚辰堂燭盡世錣困縫┘鵐肇薀鵐垢離疋△魍�けた。
そのまま家の鍵を開けて自分はベッドに倒れ込んだ。
1分もしないうちに家のドアのベルが鳴った。
�眞呂世辰燭蕕修里泙泪疋△魍�けるのにおかしいな。
不思議に思いながらドアを開けると
「え、水瀬…？」
目を丸くして直立不動になった俺を遠慮がちに見上げて"よっ"と慣れない言葉を使う。
「�眞呂僕蠅泙譴董�
そう言って遠慮せずに俺の部屋にずかずかと入る。
「おい、勝手に入んなよ」
「何言ってんの
前までは何も言わなかったのに」
それは、お前が北斗と付き合ってなかった時だろ。
そう思うも、何も言えずに
水瀬は地べたに座って、ホッチキスどめの紙を置いた。
「これ。�眞呂僕蠅泙譴董�
「あー、ありがとう」
俺はそれを受け取ってベッドに腰掛けた。
「それから」
水瀬は俺の隣に腰掛けて俺の膝の上にカーディガンを置いた。
「洗濯したけど縮んでたらごめん」
それは、水族館で濡れた水瀬に渡した俺のカーディガンだった。
俺はそれを棚にしまう。
2人の長い沈黙が始まった。
前まではそれが心地よかったのに
今はそれが苦痛だ。
「俺のところいちゃいけないんじゃない？」
「ん？」
「だって」
「なに」
「ねぇ」
「なに」
「ハグしていいわけ？」
ダメって言われることくらいわかってる。
どうせこんなこと言って期待しても
答えは一つだ。
水瀬はもう俺のことを必要としていない。
そもそも俺のことを最初から必要としてなくて、俺が執拗に水瀬を繋ぎ止めていただけだったのかもしれない。
「ごめん、今の忘れて」
「無理」
「え？」
「いいよ。ハグして」
意外な返答に困っていると
水瀬から俺を抱きしめた。
なんで
「…なんでだよ」
なんでこうも俺の気持ちを惑わしてくるんだよ水瀬は。
「スケジュール帳に書いてあった。
京本が幸せになるならそれで」
俺は思わず水瀬の腰に手を回した。
「…俺さ」
「…うん」
「長谷川と別れた」
「…知ってる」
水瀬がどういう表情をしているのかわからない。
抱きしめてるその腕に少しだけ力を入れた。
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オニオン(プロフ) - 完結おめでとうございます！きいさんの作品はどれも本当に素敵で苦しくなったり楽しくなったり、とまるで現実に本当に起こっているのではないか？と思うくらいリアリティなのですが、今回のは特に現実味を帯びているアンビバレントな感情になる作品でした。ポチ (2022年3月1日 19時) (
レス) @page18 id: 4300abda91 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわ - ここまで物語に引き込まれたお話は、初めてでした。なので、初めてコメントさせていただきます！胸が苦しくなる時もありましたが、3人が良い方向に進めたので本当によかったです。もしよければ、本編では素直じゃなかった2人のラブラブなところを見てみたいです！！ (2022年2月27日 22時) (レス) @page18 id: ac3f4acf0e (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 完結おめでとうございます！言葉選び、心理描写どれも凄く好みで大好きです！♡可能でありましたら、アフターストーリー読みたいです☺︎ (2022年2月27日 4時) (レス) @page18 id: d901e94fa4 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - えみりーたさん» コメントありがとうございます！そのようなことを言っていただけて光栄です！[3]もよろしくお願いします。 (2022年2月23日 0時) (レス) id: 2c48d15d8e (このIDを非表示/違反報告)
えみりーた(プロフ) - とっても面白くて、一気にここまで読みました！更新楽しみにしてます！ (2022年2月22日 17時) (レス) id: d4d342cc13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい
| 作成日時：2022年2月21日 23時
