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「…Aやんな?」
「…うん。」
「えぇ、久しぶりやん!元気にしてた?」
「…うん。神山くんこそ、元気だった?」
「元気元気。うわーびっくりした。可愛くなったなーさらに。」
「なになに」
「え、二人どんな関係?」
「知り合いなの?」
びっくりした。
就活が終わり、内定式前に一度同期で集まる懇親会を会社側が設けてくれて
そこに行ったときに神山くんもいたから。
高校生ぶり。
年で言ったら、6年ぶり?
神山「小中高と一緒やってん。
だけど、俺が大阪に転校してからは全く会わんくて。」
「そうなんだ。」
「幼馴染って感じ?」
神山「マンション同じやったから」
「おぉ、まじで?めっちゃ偶然じゃん。」
胸が熱い。
あの時の感情を思い出す。
神山くんが好きだったあの頃。
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作者名:きい | 作成日時:2021年8月1日 20時