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01 -第1章- Again-再会編- ページ4

『ーーぃっ!れーー…、零、起きて?』

懐かしい声が聞こえた様な気がする。
凛とした声で、優しく俺の名前を呼ぶ…

「ーーやさん、降谷さん!」

重い瞼を開けると、一気に現実が押し寄せる。
かすんだ目に映る、文字で埋め尽くされた書類の数々…潜入捜査官といえど、事務作業が免除される訳ではない。
中々警察庁に来ることが出来ない降谷は、久々に登庁し、報告書の作成や溜まった書類作業に追われていた。

「(夢か…)」

「降谷さん?大丈夫ですか?
少しお休みになられた方が…」

「いや、起こしてくれて助かった。
悪いな、風見」

「いえ…」

心配そうな表情を浮かべつつも、また手を動かし始めるこの上司が、簡単に休む訳がないとわかっている風見は少しでも力になろうと自分のデスクに戻って行く。




久々に夢を見た。
夢でさえ、姿は見えなかった。
だが声が聞けただけで、陽だまりに包まれる様な温かさと…そして直後に現実をまざまざと見せつけられる様な残酷な夢。

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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虎鉄(プロフ) - ぴよこさん» 色々やってる内に1日が終わってしまうので書き直しの目処は立ちませんが出来たら直そうと思ってます。いつも本当にありがとうございます!これからもよろしくお願い致します★ (2018年4月26日 20時) (レス) id: e9fa573a9b (このIDを非表示/違反報告)
虎鉄(プロフ) - ぴよこさん» 変なご心配おかけしてすみません!動きを文にするのは想像以上の難しさでした…「男を倒した」で済むのに勝手に拘ってうまく書けず自滅とはお恥ずかしい…精進します(笑)登場人物が多いと散らかるという事にも気づきました。 (2018年4月26日 20時) (レス) id: e9fa573a9b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。虎鉄さん、大丈夫ですか?書き直す元気も時間もないとのことでしたが。書き直すのは余裕があるときで大丈夫だと思います(^^)もし書き直した時には教えていただけると助かります。読み直しますので(^^)dどうか無理はなさらないように(^ー^) (2018年4月26日 14時) (レス) id: 3760492a40 (このIDを非表示/違反報告)
虎鉄(プロフ) - ぴよこさん» ぴよこ様へ。自分の文章が、ここの世代の主流とは逆行している気がして、合わせようとしたけど無理でした笑。心強いお言葉、本当に嬉しいですし、自分だけじゃないと心底安心しました。自分らしく続きを綴ろうと思います。続きを楽しみにして頂けたら嬉しいです。 (2018年4月25日 11時) (レス) id: e9fa573a9b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよこ(プロフ) - こんにちは。コメントさせていただきます。何だか小説を読んでいるような、どんどん引き込まれるような感覚で読ませていただいてます。ここの利用者年齢が低めだということを気にされているようですが、大丈夫です!私は低くありません(笑)これからも楽しみにしてます! (2018年4月25日 8時) (レス) id: 3760492a40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虎鉄 | 作成日時:2018年4月18日 2時

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