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7years ago September_12 ページ37
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ふと雅紀が立ち上がった。
そして、戸棚から少し厚めの封筒を取り出し、戻ってきた。
Ａ「翔ちゃん、これ・・・」
中身を見ると、そこには現金が。
「何これ？」
Ａ「お金、だよ。
翔ちゃん、俊之にお金渡したんでしょ・・・？
返すのが遅くなってごめんね。」
100万は入っている。
「何言ってんだよ。
気にするな。
俺の意思でやったことなんだから、これは受け取れない。」
現金を封筒に戻し、雅紀に返そうと差し出した。
Ａ「翔ちゃん、お願い。
受け取ってよ。
そうしてくれないと、俺が嫌なんだよ。」
潤んだ目、悲痛な声…
突き返されたその封筒を、再び雅紀に突き返すことはできなかった。
これを受け取ることで、少しでも雅紀の中の不安が取り除けるのなら…
不本意ではあったが、ここは折れることにしよう。
封筒を受け取り、そっとカバンにしまう。
やっと俺が受け取ったことによって、雅紀は少しだけ安堵の表情を浮かべたように見えた。
7years ago September_13→←7years ago September_11
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なお(プロフ) - うほあらしさん» ありがとうございます！更新がんばります＾＾ (2013年5月21日 23時) (
レス) id: 219cd6b563 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年5月19日 20時
