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7 years ago December_1 ページ1
A side
目の前で起こっていることに、頭がついて行かない。
さっきまで、楽屋で楽しく話していたのに…
いきなり警察官が現れ、俺もよく知っている事件の犯人が翔ちゃんだと言う。
翔ちゃんはそれを認めた。
俺は何となく、やっぱりか…と思った。
抵抗することなく警察官の後に続いて、楽屋を出て行こうとする翔ちゃん。
「翔ちゃん！
…俺の、ために……？」
とっさにやっと出せた、たった一言。
翔ちゃんは立ち止り、警察官に断りを入れ、少しだけ俺に近づいた。
微かに微笑み、
「違うよ、雅紀のためじゃない。
ただ…… 。」
え…？
最後は俺にだけ聞こえるように、耳元で小さく囁いた。
そして、翔ちゃんは行ってしまった。
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なお(プロフ) - うほあらしさん» ありがとうございます！更新がんばります＾＾ (2013年5月21日 23時) (
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作成日時：2013年5月19日 20時
