87話【白亜と太陽】 ページ38
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麗の背中にいたのはモンドの最高戦力､火花騎士クレー。
「麗お姉ちゃん久しぶり！元気にしてた？」
『うん、元気だよ。クレーちゃんも元気そうだね。でもなんで稲妻に？』
「えっとね、アルベドお兄ちゃんがお祭りの絵を描きに行くからクレーも着いてきたの！」
絵？と麗が首を傾げているとクレーの後ろから少年の声が響く。
「クレーそんなに走ったらコケてしまうよ…おや」
「あれって麗じゃないか？なんでクレーと一緒にいるんだろう」
「呼んでみよう」
「おーい！麗ー！」
『空くん、パイモンちゃんそれにアルベドくんまで』
麗は交互に3人を見ると笑顔で『ようこそ稲妻に！』と言う。
「ん？アルベドと知り合いなのか？」
『モンドに行った時に会ったことがあるんだ。
クレーちゃんとはアリスさんと顔見知りだったのもあるんだけどね』
「そうだったんだ」
「元気にしてたかい？クレーがごめんよ」
『大丈夫、ちょっとびっくりしたけどクレーちゃんだとわかって嬉しかったよ』
親しげに話すその姿から本当に知り合いなんだと理解する空は「麗も何か神子に任されたの？」と聞く。
『神子に？ううん。私は楽しんでこいとしか言われてないよ』
「神子ってなんか麗に甘いとこあるよな…」
『単純に私がお祭り好きだから遠慮したと思ってるんだけど……』
苦笑いをする麗はクレーの頭を撫でながら『アルベドくんはどうして稲妻に？』と聞き返す。
「その八重編集長から絵の依頼をされてね」
『絵の依頼？………もしかして、アルベドくんがあの、白亜先生！？』
「うん」
『アルベドくんが…白亜先生……なるほど…？』
「理解出来て無さそうだぞ…」
パイモンは麗の方を見ながら同情の目を向けていると「あ、そうだ！」と何か閃いたような顔をした。
「麗、オイラたちこれから遠国監察に行って来るんだけどその間クレーと一緒にいてくれないか？
クレー、全然寝れてないみたいなんだ」
『構わないよ。クレーちゃん、お姉ちゃんもクレーちゃんと一緒にいてもいいかな？』
「うん！」
「それじゃあクレー、ここに残って休んでおいで、ボクたちは用事が終わってから帰ってくるから」
「うん、わかったアルベドお兄ちゃん！
心配しないで、クレーおとなしくしてるよ！」
「麗、頼むね」
『うん、気をつけてね』
麗はクレーの手を引きながら客人が泊まると聞いた宿にクレーを連れていった。
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空華(プロフ) - Mirukuさん» リクエストありがとうございます！甘雨ちゃん達仙人組は璃月編の方で書かせていただきます。容彩祭の後なので少しリクエストお応えできるまで時間がかかりますが気長にお待ちください！こちらもいつも作品を読んでくださりありがとうございます！ (2022年9月29日 6時) (
レス) id: 15a75e7f42 (このIDを非表示/違反報告)
Miruku(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！リクエストで甘雨ちゃん含む仙人たちと鍾離先生の絡みをぜひ見てみたいです！これからも楽しく見せていただきます！ (2022年9月28日 21時) (レス) @page32 id: 6887e117d0 (このIDを非表示/違反報告)
空華(プロフ) - 白鷹。さん» リクエストありがとうございます！綾人承知しました！いつも読んでくれてありがとうございます！頑張ります！ (2022年9月28日 17時) (レス) id: 15a75e7f42 (このIDを非表示/違反報告)
白鷹。(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております！リクエストなのですが綾人と絡ませてほしいです（お茶するとか雑談とか）更新応援しております‼︎ (2022年9月28日 7時) (レス) id: aa069cf9f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空華 | 作成日時：2022年8月24日 18時
