Forever smile 2 ページ31
スバルside
“合ってないこともないですけど”
ん？否定の否定だから…
ス「合ってるってこと…？」
貴「っ…だから…！！////貴方はどこまでバカなんですか…！！////」
ス「！！」
Aの頬は、一気に熱を帯びていった
可愛いなぁ
前は無視されたり、Aの人気が出て、お昼ご飯を一緒に食べれなくなったりして、Aとの距離は離れてたけど
ほら、今は手を伸ばせば届く距離に君がいる
近くなったAとの距離
この距離を、ずーっとずーっと、保っていたいな
・
貴方side
明星くんと付き合って変わったこと…
笑ったり、話したりするのに、少し抵抗がなくなったこと
やっぱりまだ敬語は抜けないけど、あんまり止まらずに話せるようになった！
明星くんは私に、色々なものをくれた
人を信じること
心から笑うこと
人を好きになること
忘れていた感情や、遠い過去に置いてきた笑顔が、明星くんのおかげで、私のもとに戻ってきた
感謝してもしきれないよ
そんな明星くんに伝えたい言葉
たくさんあるよ
だけど、まだ私には、明星くんに伝えられるほどの勇気はない
だから今は
貴「あk……スバルくん」
ス「…え？！い、今何て言った？！」
貴「スバルくん」
ス「A……！！どうしたの？」
貴「あの……スバルくん、
笑わせてくれて、ありがとう(ﾆｺｯ」
─貴方の名前を呼ぶことと、感謝の気持ちを伝えることで許してください
・
よく笑う少年、全く笑わない少女
出会った頃は、相反する二人だった
それがいつの間にか、少年は少女を好きになり
少女もまた、知らない間に少年を好きになった
今では恋人同士
本当に、この世界は何が起こるか分からない
そんな不思議な世界で、二人は手を繋ぐ
繋がれた手は、次第に熱を帯びていく
でも、どちらも離そうとしない
少女が口を開く
“あの”
“ん？どうしたの？”
“…楽しくなかった私の毎日を、魔法みたいに変えてくれた、そんなスバルくんが、大好きです”
少年はふっと微笑み
“俺だって、Aのこと大好きだよ！！”
少女に負けじと、大きな声で言う
少年と少女の背中を照らす光は
暖かく、優しいものだった
これからも、二人が幸せな限り、光は背中を照らし続けるだろう
─勿論、照らさなくなる予定などない
*Fin*
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神なり。 - おもしろいです！頑張ってください！ (2016年9月1日 22時) (
レス) id: 626db7ed2f (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！続編できましたので、読んで頂けたら幸いです…！ (2016年7月9日 21時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - 続編おめでとうございます！マロンさんの書くスバルたんはキラキラしてて、大好きです☆ 続編もおもしろそうですし、楽しみにしてますね！ (2016年7月9日 10時) (レス) id: 470c680b61 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - 昔の私見たいだから余計感動しました！この作者さんは私のマジ神！ (2016年4月18日 20時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！更新速度をあげたいと思っているので、完結までおつきあい頂けたらと思います！ (2016年3月17日 6時) (レス) id: 7fdbc2c919 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月マロン | 作成日時：2016年1月22日 16時
