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「いつかっていつ？」
「おま…挑発すんな…」
チェシャ猫は僕をからかってくる
「僕はあんたに構ってる暇などない＿＿＿＿」
「＿＿＿"女王様の命令"が最優先事項って？」
嫌みったらしくそういってくる
「関係のないことでしょう」
チェシャ猫の目論見がわからない
「うん まぁ…？
…あ でも
"女王様"に"チェシャ猫に食われろ"
って命令されて
素直に食べられてくれるのなら
話は別だけど…」
冗談なのか本気なのか わからない口調で僕にそう言った
「…チェ…チェ チェシャ猫
お前は
ぼ…ぼぼ僕を食べたいのか？！」
「うん」
言い切ったよ
え？
チェシャ猫は人間を食べるの？
そもそも人間は人間を食べる生き物なの？
まさか そ そ そういうアリスがある！？
「ぼぼ僕は…
食べても美味しくなんか…っ？！」
…わ わ 笑ってる？
「あ…あ アリスっ
ぼ ぼ僕を…た助けて…っ」
「五十嵐
どーてーをからかうな
それとA
……少しは落ち着け」
僕は服を直した
「…たく
どう解釈したら此奴を"襲え"になるんだ？」
「いや〜 噂に違わずの美貌で
本間に男か疑問やわ 思うて
真実を確かめるついでに
あわよくば味見しようと…」
「…何がが"ついで"だよ」
アリスはチェシャ猫に呆れた顔を向けながら小言をつらつら言っている
強い能力…
彼女は"ココロ"に干渉しようとしている
気を反らせたと油断していたようだ
僕と瞳を合わせた彼女は焦りの表情を見せた
＿＿＿《僕のことを全て忘れる》
「A…？」
僕は木陰に隠れた
「＿＿先生？
どうしたんですか？」
「え…？」
「先生もこれから任務？」
「五十嵐…
おまっ…
＿＿＿＿記憶が飛んだのか？」
「は？」
「さっきまで
3人で話していただろ」
「新種のボケですか？
今 会ったばかりですよ」
「な…」
「ちゃんとしてくださいよ 先生」
「白ウサギ
白ウサギがここに…！」
「…白ウサギ？」
「ああ」
「どうしたんですか？
どこぞのおっさんみたいなこと言って…」
「……五十嵐」
僕の能力が効かないの
＿＿＿＿"アリス"だけだよ
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舞華鳥(ﾏｲｶﾁｮｳ)(プロフ) - あづめ.さん» ありがとうございます！！ 今回の作品は1年間練った様なものなので楽しんで頂けると嬉しいです☆ (2019年2月18日 19時) (
レス) id: 1fb8c4817e (このIDを非表示/違反報告)
あづめ.(プロフ) - 舞華鳥さんの学園アリス大好きです！今作も楽しく読ませてもらいますヾ(*´ー｀*)ﾉ (2019年2月18日 19時) (レス) id: cefdfa88b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞華鳥(鳴海・LＭ・はるか) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時：2019年2月16日 19時
