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___少し扉が開いた






「こんな時間に訪問を受けるとは



非常識は相変わらずだ



行平先生



それとも


先日の海外赴任辞令の返事にでもこられたのですか?」





来ちゃったんだ アリス





「レイ…っ

お前…」




「先生…」




「校長…なんでこの子がここに…っ」




「ねえねえ 先生きいて


校長先生が


僕 もう彼処に戻んなくてもいいって」




「え」




「僕のアリスのことも褒めてくれたんだよ


すごいんだって僕のアリス


『お仕事』ってゆうので


僕のアリス 好きに使っていいんだって


それでみんなに褒められるんだって」




「校長…


あんたこの子に何をした


この子に何をさせるつもりだ


下衆野郎」





「先生…


先生がずっと僕のこと彼処に閉じ込めてたなんて


そんなの嘘だよね…」





「帰るぞ レイ


こんなところにいちゃダメだ…」





「や…」





「お前は騙されてるんだ


こんな奴のゆうこと…」




「無礼な上に人聞きの悪い…


私を騙して


人前に出れるようになった彼を


隠し続けたのは君の方だろう」




「それはテメーが」




「そういって耳をかさず


君はまだ彼をあの場所に閉じ込め続けるつもりか?


永遠に…」




「や…やだぁ…!」



「レイ!」



「や…やだ


つれてかないで


僕 もう



あそこで1人になりたくない…っ」





「やめろ レイ!


そのアリスを使うんじゃない


お前のアリスは人を!」




「さすが 行平先生


無効化のアリスのおかげで


身の危険もなく


そうやって


彼を抑えつけることが出来るのは


あなただけ



そのあなたにこうも反対されてしまっては


私は手も足もでない


どんなに彼を引き止めたくても私の力ではムリだ


残念だが…」




「……あんたさっきから 何言って」





《君が先生(アリス)の力を上回らない限り…》





「先生 なんで…?


先生だけはぼくのこと…



先生だけはほかの人と違うって…



信じてたのに…



僕を…騙 してたの…?



ぼくを…どうして…



どうしてそんなことするの?」






「こんな風にアリスを使って


結局 傷つくのはお前なんだよ」







「だまれだまれ



うるさいうるさいうるさいーーっ」





「レ…レイッ!!」





公爵の巨大な力は



アリスにトドメを刺した

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舞華鳥(マイカチョウ)(プロフ) - あづめ.さん» ありがとうございます!! 今回の作品は1年間練った様なものなので楽しんで頂けると嬉しいです☆ (2019年2月18日 19時) (レス) id: 1fb8c4817e (このIDを非表示/違反報告)
あづめ.(プロフ) - 舞華鳥さんの学園アリス大好きです!今作も楽しく読ませてもらいますヾ(*´ー`*)ノ (2019年2月18日 19時) (レス) id: cefdfa88b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞華鳥(鳴海・LM・はるか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/  
作成日時:2019年2月16日 19時

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