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殿「お前が生きてるなら
たとえ何度
お前が闇へ突き落とされても
何度だって
俺達はどこへだって探しに行く____
独りにさせない
俺達の前から
翼の前から
もう二度と消えないでくれ____」
そういって、俺はAをみた
貴「____殿」
Aの顔は
_______"笑っていた"________
貴「翼の様子でも見に行くか」
その顔は
俺の知ってる
_______『王子』の顔だった
殿「おま____」
貴「俺は
殿と違って、不器用だから」
その言葉は
俺の言葉の否定を意味していた
俺に背を向けて歩き出したAは
この頃のそれとは違い
緊張感と冷淡さが入り交じった
____『黒の王子』のものだった
それはお前の『覚悟』の証________
殿「お前らしいな____」
貴「うるせ」
不器用で
強がりな
『王子様』
誰より恵まれた才と引換えに
全ての幸せを捨てなければいけないのは
あんまりだろ__?
これからは
俺がお前の代わりに背負うから
それくらい
許して欲しい________
________
____
翼「美咲…
俺が無事…戻ってきて
学園が平和になったら
俺の彼女になってくれる?」
美「___///
……もう ずっと
彼女のつもりでいたよ……」
翼「ぜってー
戻ってくるから…」
これで俺がいなくても、心配ないな
貴「____おめでとう、翼」
俺はそっとその場から離れた
____
________
フェロモン臭を撒き散らし
ドアに聞き耳を立ている怪しい男がいた
「アハハハハハハハ」
中から笑い声が聞こえてきた
鳴「初校長を暗○ねぇ
ふぅ…(呆)
どこまでもバカな奴__」
鳴海はそういって去っていった
気のせいか?
いや
確かに
一瞬だが 俺の方を見た
貴「__(怒」
最期かもしれねぇのに
貴「人の話は最後まで聞けよ……バカ」
『ごめんね、A』
____
________
初「____A」
貴「…レオと鳴海が反逆者だ」
初「___フッ(黒笑」
スッ…
初「本当に
使い勝手のいい駒だね
お前は」
冷たい指が俺の額を掴み
直後に首筋に吐息がかかった
貴「……どうだろうな」
嘲笑うように呟いた
チュッ
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杏華 - .....この後どうなるか凄く気になります!更新頑張ってください (2017年8月26日 11時) (レス) id: 8c68308756 (このIDを非表示/違反報告)
赤司琥珀 - 最後どうなるかめっちゃ気になる!! (2017年8月21日 5時) (レス) id: 01e328b35c (このIDを非表示/違反報告)
舞華鳥(マイカチョウ)(元 鳴海・LM・はるか)(プロフ) - 赤司琥珀さん» ありがとうございますΣ(///□///) 更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いしま〜す☆ (2017年8月17日 22時) (レス) id: 7bc8915cb1 (このIDを非表示/違反報告)
舞華鳥(マイカチョウ)(元 鳴海・LM・はるか)(プロフ) - ルキさん» ありがとうございます(*´▽`*) (2017年8月17日 22時) (レス) id: 7bc8915cb1 (このIDを非表示/違反報告)
赤司琥珀 - 早く続きが見たいです!私も早くこの小説の続きみたいって思える物語を書いてみたいです! (2017年8月17日 9時) (レス) id: 01e328b35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞華鳥(鳴海・LM・はるか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時:2017年7月17日 2時