51:噂される二人 ページ2
「ふふっ笑笑、まぁそんなに人気があるってことじゃない?
罪な男だよねキッド笑」
「ふーん…よくわかんねーけど苦笑
そーいやぁ、前にサブリナ公国ってとこの王女がなんかいってたなぁ
ファンクラブがどうのこうのって」
「へぇ…まぁ海外でも話題になってるって話聞くもんね
っていうか一国の王女がファンっていうのも凄いな」
「今、世の中で騒がれているRUI様と
ぼっちゃまがライバル同士だなんていうのも
噂されているくらいですからね」
「ええ、まだお互いに関わりが少なかった時から、同じマジックを使うからか何らかの関係性があるのではないかと言われてましたね」
両付き人達がそういって頷いた
「……っと、そろそろですかね……
私は今から退院の手続きをして参りますから
よろしいですね?」
と神田さんが時計をみた
「ぼっちゃま、寺井は明日の準備に頼まれていた物を取りにいって参ります」
と寺井さんが時計をみた
そして、二人の付き人が同じタイミングで病室を出ていく
「「あの二人……ホントに似てるなぁ、
…あ、笑笑」」
二人が呟いた声が重なり、二人で笑った
……急に沈黙がまたできた
「ってかさ、狩りに行くのなら色々情報調べといたのに……
暇だったことは暇だったんだからさ?」
なんか気まずいのに堪えきれなくてそういった
「オメーは寝てればいーんだよ
寝るのが仕事なんだからよ
…で、なにしてたんだ?」
「ん?何が?」
「昼間の暇な間だよ、
スケッチブックがどうとかって
さっき神田さんが言ってたろ?」
「……え?
あー?、な、なんでもないよ(棒」
「ふうん……これのことか?」
なんか青いスパイラルブックを持っている彼……
「……ぇ、ちょっと!
何で持ってるの、返して!」
(ヤバい、これヤバいよ…
私としたことが
油断しまくった……
どうしよう)
私はベッドで寝てるから動けない
「何でって……笑笑
オメーも知ってんだろうが俺は……
キザなこそ泥だぜ?笑笑」
青いスパイラルブック=スケッチブックを私の目の前で高らかに上げて意地悪に笑う彼
そして「これくらい御手の物よ、よっと!」
とか言いながら
スケッチブックの角を上手く使って指の上でくるくる回す
(ちょっと、中が開いてみえたらどうするのよー焦)
「も、もう勘弁してよ…
…返して、ほら」
「……へぇ…笑笑
オメーがそんな風に焦るのみたの初めて…
…なにか面白いことでも書いてあるのか?」
彼がみようとする
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(名前)ラズリー(プロフ) - すかたん@小説書いてるおさん» 頑張れっp(^-^)q応援してる 私も更新頑張るっ (2015年6月12日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
すかたん@小説書いてるお - (名前)ラズリーさん» 期末が嫌だああああぁ。相変わらず、私は占ツクをするけどね! (2015年6月12日 22時) (レス) id: 70ea24cba4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - そっか……もう期末なんだ 私の地元はつい最近中間終わったって聞いたよ?中2ね…私歳は言わなくて正解だったかもf(^_^;若いっていいな (2015年6月11日 20時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
すかたん@小説書いてるお - (名前)ラズリーさん» なるなる。私は中2だよ!もうすぐ期末っ(><) (2015年6月11日 18時) (レス) id: 70ea24cba4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - すかたん@小説書いてるおさん» と、年ですか………えっと…恥ずかしいので…そうだな、脱ゆとり世代です…だめかな…f(^_^; (2015年6月11日 10時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月18日 23時