無気力系毒舌少女の憂鬱〜part1〜

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「わぁー!!公園だぁー!!」



わー…公園だー…





めっちゃ久しぶりだな…



みんなは我先にと公園に飛び出していく。…が



「…ん？行かないの…？」


「だって…ここ、知らないとこだし…」




十四松とトド松が私の側を離れようとしない。


あぁ、この二人は怖がりだったんだっけ…
いや、トド松は大人になってもか…




「いや、ただの公園だって…」


「だって、もし野良犬とか出てきたらどうやって逃げるか分からないし…」


「いや、何だよその前提…」






怖がってはいるものの、遊びに行きたそう…






「良いよ、着いていくよ。」



私がため息混じりに言うと、二人はパァッと嬉しそうな顔をする。



「やったぁ！」


「どこから行くの？」


「んー…ブランコやりたい!!」


「りょーかい。」





楽しそうに遊んでくれるのは良いけど…。どうか、知り合いに会いませんように…

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