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「大丈夫だよ。これはただのゲームだしね。」
『では、処刑室にお入りください。』
──────────…
これは、ただのゲームなんかじゃない。それを思い知ることになるのは、約1分後。
苦しげな悲痛の声が聞こえてきた。
あぁ、これは…
これは、現実(リアル)なんだ…
「キャァァアアアアアアア!!」
─────────────…
「CO。俺が占い師だよ。」
「信じてくれよ!!俺ら仲間だろ!?」
「君を殺せば私達は確実に勝利に近付く。」
「誰も信じない。自分だけを…いや、自分すら信じられねぇよ…」
「これはゲームなんですよ。強い方が…勝つんです。」
ここでは昔からの絆だろうが、信用だろうが関係無い。
ただ、その場で誰を信じるか、誰に頼るか、誰を守るか…
それは自分次第。
とある一室に集められた少年少女ら。彼らの進む末はハッピーエンドか…
それとも…
バッドエンドか─…
今、ここで究極の心理ゲーム、人狼ゲームが始まる─…
────────…
「お願い…。これだけ…これだけは君に…」
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