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其の四十 ページ8

「ぐすっ…ぐすつ…」

「よしよし。だいじょーぶ、だいじょーぶ。」


─だーからごめんってば─



だって、だってビックリしたんだもん…!

まさかだよ、まさか自分が人ならざるものになってしまうだなんて…



…まぁ、あれはおそ松の力らしいから…自分じゃない、大丈夫。


─…ま、お前はもうただの人じゃないんだけどな─


は?


─いや、何でもねぇ。…んじゃ、特訓再開するか─


うー…



「…特訓…する。」

「そう?…なら、やろっか。」



でも、この状態で何をすれば良いのか。

おそ松、どうするの?



─あー…んじゃ、一先ず俺に意識を任せてくんね?─


え、どーゆこと?


─まぁ、何も考えないでボーッとしてろってことよ。─


う、うん…




その瞬間、何だかふわふわした気分になった。まるで、地に足がつかないような…そんな感じ。


─まずは、意識を目の前の石に集中させる。─



眼中にはターゲットの石しか映らなくなった。不思議なことに、近くにいたチョロ松の姿も、周りの木々も、自分自身すら見えない。


─そしたら、イメージだ。…どんな風に動かしたい?どんな形にしたい?─


勝手に脳内に石がふわふわ浮いている映像が流れ出した。…これが、…



─そしたら最後。全ての力を石に注ぎ込む!─


「……!」

浮いた…!




「すげっ…浮いて…!」

そう、歓喜の言葉を口にした瞬間、その石は地面に落ちた。

そして瞬間、周りの景色が眼下に戻ってきた。



─あー…ダメだよー、集中しなきゃ。─


はーい…ごめんなさぁーい。


…でも、浮いたのだ。約10cmほどだが…確実に。

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モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д` )さん» おー!888できれば、ここにログインしたやつでコメントしてくれないかな?そっから飛びますから! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!これからもがんばって更新していくので、よろしくお願いします! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
フヨフヨ(´Д` ) - ログインしましたよー、名前もハルバルに変えましたー!! (2017年3月22日 10時) (レス) id: daa35ab10b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きが楽しみです!!更新待ってマース! (2017年3月18日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д`)さん» お元気ですぅ((((お疲れ様~!第一志望合格しました!!888ウェイ。ログインできたらまたボードで話そ~ (2017年3月11日 13時) (レス) id: f594ebc912 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月14日 7時

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