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其の五十七 ページ28

思ってみたことを…っていうか、今まで疑問に思ってたことを聞いてみただけ。


別に、悪いことじゃないよね?




だってさ、ずーっと気になってたんだもん。
わからないことは聞いて理解する。

勉強の基本でしょ?



なのにさぁ、なんでこんなことになったんだろう…


私の前に置いてある鏡には真っ白な浴衣を身に纏ったJKが映ってる。



「…はぁ……」


思わず大きなため息が出た。


思えば、こいつに出会った時から…私の日常は消えてしまったのかもしれない…



横で「似合ってるぞ〜」と言ってくる赤い着物を着る青年をキッと睨み付ける。




●○●



私は今日も隣山に来た。

もう、ある意味習慣化されているのかもしれないね。

ま、他にすることないし…



今日はちょうど六匹揃ってるみたいでさ。
なんか、ちょっと珍しいかも…とか思った。



神社の中でくつろいでいるとき、私はふと聞いてみたのだ。


「そういえばさ、君達って兄弟の癖に違う種類の妖怪だよね…。何で?」



これが始まり。



「んー…理由は僕らにもわからないんだ。…ただ、僕たちの母親はいるから…見れば、なんとなくわかるかもしれないね。」

チョロ松が包帯を巻きながら言った。



お母さん、いたんだ…

まぁ、ここに存在しているってことは、母親はいるんでしょうねぇ。


「あれ?お父さんは?」

「……母親は知ってるけど、父親は知らない。…ってか、いないかもしれない…」



一松がぼそぼそっと呟いた。


父親がいない…?どういうこっちゃ。

ま、そもそも妖怪の誕生ってどうなのよって話なんだけどね。




「…そんなに気になるなら、会ってみてはどうだ?」


カラ松が提案した。




「うーん…今日は暇だし、会いに行ってみたいかも。」



その時は知らなかったんだ…

そんな、会うまでにたいへんな過程があったなんて……


「会いに行くんすか!?なら、用意しないとっすねぇー!!」



十四松が「えっさえっさ」とどこかへ行った。





ん…?用意………?

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モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д` )さん» おー!888できれば、ここにログインしたやつでコメントしてくれないかな?そっから飛びますから! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!これからもがんばって更新していくので、よろしくお願いします! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
フヨフヨ(´Д` ) - ログインしましたよー、名前もハルバルに変えましたー!! (2017年3月22日 10時) (レス) id: daa35ab10b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きが楽しみです!!更新待ってマース! (2017年3月18日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д`)さん» お元気ですぅ((((お疲れ様~!第一志望合格しました!!888ウェイ。ログインできたらまたボードで話そ~ (2017年3月11日 13時) (レス) id: f594ebc912 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月14日 7時

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