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其の四十九 ページ18

山を駆け上がること約10分。
お分かりだろうが、最近私は運動をしていない。


要するに、体力なんてものは0にほぼ等しい。
つーかマイナスだわボケぇい。



ってことで、


「はー…はー…はぁー…。疲れた…。」




何で私は走ってしまったのだろうか。

こんなんじゃ九字どころじゃない気がするぞ…?




そんなとき、ヘトヘトになった私に何が訪れたと思う?


私ってさ、やっぱツイてるわ。



「Aじゃないか、どうしたんだ?」

「カラ松ぅぅぅうああああああ!!」

「うおっ!?ど、どうしたんだ!?」


思わず目の前の足を掴む。



「私をトド松のところまで連れてって!!できれば徒歩以外!!」


目の前に降りてきた幸運を掴まずして何にすがれば良いんだ。


そう言うと、カラ松はニカッと笑った。




「それなら、容易いご用さ。ちょっと待ってろ。」


そう言うないや、彼の回りに突風が巻き起こった。

思わず私は目をつむる。





数秒後、その風はやみ、バッサバッサいってた木々も静まり返った。


恐る恐る目を開いてみると…



ね、何がいたと思う?






正解は、でかいカラス。


いや、冗談抜きで。



「はっ…え。カラ松は?」



いや、そんなことわかりきってる。

でも、聞かずにはいられなかった。目の前の状況をうまく飲み込めなかったのだ。



「俺ならここにいるぜ?」

語尾にキラッがつきそうなほど爽やかに言ったぞコイツ。




「ほら、トド松のところまで行くんだろ?背中にはやく乗るんだ!」


マジか。




ありがたい。…それはとてつもなくありがたいんだよ、カラ松君。



でも、それは要するに空を飛ぶってことでしょ?



君達にはまだ伝えてなかったけどね…私、








超絶高所恐怖症なんだよねぇ…




次回、A、高所恐怖症のくせに空飛ぶってよ






うわ、泣けてくるわぁ…

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モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д` )さん» おー!888できれば、ここにログインしたやつでコメントしてくれないかな?そっから飛びますから! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!これからもがんばって更新していくので、よろしくお願いします! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
フヨフヨ(´Д` ) - ログインしましたよー、名前もハルバルに変えましたー!! (2017年3月22日 10時) (レス) id: daa35ab10b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きが楽しみです!!更新待ってマース! (2017年3月18日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д`)さん» お元気ですぅ((((お疲れ様~!第一志望合格しました!!888ウェイ。ログインできたらまたボードで話そ~ (2017年3月11日 13時) (レス) id: f594ebc912 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月14日 7時

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