異世界3 ページ4
「着きましたよ」
「お邪魔しまーす!」
萬屋に着くと、新八くんが中まで案内してくれた。
広いお部屋に通されたんだけど、なんか「糖分」って書いてあるアレ…かけじく?アレなんていうだ…まあとりあえずアレが目に入った。
銀さんとやらがその下の机にどかっと座り、「で、家探しだっけ?」とだるそうに話す。
そういえば外に「萬屋銀ちゃん」って書いてあった。銀ちゃんって書いてあるくらいだから、もしかしたらあだ名ではなく本名?
「変な名前」
「え?」
「あっいやごめんなさい!えっと、、そう!わたし家がないんです!お金もないです!」
やっべ〜〜やっちまったよ声に出ちゃってたよ。。。。でもまあ家の話題に切り替えれば問題ないよね!
「お金も!?困りましたね…。あっすみません、もうし遅れました。僕、志村新八と言います。」
「あっ私は天寺Aと言います。」
「なんでA家がないネ」
「!?!??!?」
自己紹介をした瞬間、背後から女の子の声がした。
今日1日で何回後ろを振り向けばいいんだ…ていうかめっちゃびっくりしたんですけど!?!?!
新「あぁ、神楽ちゃんおかえり。
Aさん、この子もこの万事屋の一員で、神楽ちゃんです。」
「あっそっそうなんですね…!神楽ちゃんよろしくね、」
神「おう!Aにとっておきの家を探すネ!」
それは助かるな…神楽ちゃんめっちゃ可愛いし…なぜかカタコトだけど可愛い…ハーフとかかな?チャイナ服素敵だなあ。
銀「それはいーんだけどよ。お前、家出とかじゃねーだろうな。その着物、かなり上物だろ?」
「違います!!話せば長くなるんですけど、聞いてくれますか。」
銀「応。」
そう答えた銀さんの瞳は、とても真剣だった。
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作者名:しらす | 作成日時:2020年10月27日 16時