異世界1 ページ2
「……ねみぃ……ん?」
ん?あれ?……
「ここ、、どこ!?!?!?!」
目が覚めたら、全然知らないとこにいました。
私はなぜか外で地面に座っているし、周りは普段よく見る住宅街ではなく、古民家……というのだろうか、教科書に載ってるような…江戸の街並みに似ている…気がする。
…え?昨日私なにしてた??
混乱している頭で、昨日の行動を遡る。
学校行って、帰ってきて、お菓子食べて漫画読んで、そんで……寝た、よね?
何、なんでこんな街中?に置き去りにされてんの!?
てかここ何時代!?見たことないとこだし街ゆく人全員お着物なんですけど………着物ブーム?いやあはは嬉しいな……
「え、ちょっっっと待て。」
目に映った自分の身体。
パジャマじゃない。
着物じゃん……なに私、昨日着物着て寝ちゃったわけ?つかこれお召…1着しか持ってないお気に入りの……まだ一回しか着てないのになんで今着てるの!?いや意味わからんわ!!!
考えていても埒があかない。
「よし、とりあえず歩こう!」
「こういう時は行動した方がいい方向に進むよね!きっと!」
そう自分に言い聞かせて、知らない街を歩ってみるものの、やはりどこだかわからない。
「やっぱり江戸時代なのかな……」
しかし、私に不安はそうなかった。
「日本語伝わりそうだしいっか!」
なぜなら、私はアホだからである。
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作者名:しらす | 作成日時:2020年10月27日 16時