しのえ 壱 ページ5
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し「あら、Aじゃないの」
『おはよう、しのえ。今帰ってきたの？』
し「そうよ。最近は特に鬼が多いのよね…それなのに、貴女は寝れて幸せね」
ちょっと皮肉を混ぜてくるしのえ
『うん。そうだね』
本当、しのえの言うとおりだと思う。
普通鬼は日下には出れない。
だから、依頼など報告がない限り、仕事は夜が殆どだ。依頼がある場合は昼間から調査をし鬼が出るまで滞在、そして殺してからでないと帰ってこられない
だから、夜は満足に寝ることは難しい。
柱ともなれば、尚更。
屋敷の廊下を二人で歩く。
しのえは、私と違ってとても美人だ。
けどそれを彼女に言うといつも怒られる。照れてるくせに。
長く艶のあるたっぷりとした黒髪を、高い位置で一纏めに、お団子にしている。
159ある私より、少し背は低く、蟲柱を勤めている蝶屋敷の人間だ。
し「今日は柱合会議があるわね…」
『そうだね。久し振りに、皆の顔が見れる。』
特別、柱の人達と親しいと言うわけでもないけど、仲間だと言う認識は、ある。
皆、私と違って、優しい人達ばかりだから……
優「お！しのえとAか！生きていたのだな！」
『はい゛ﾂ…煉獄さん…』
ﾊﾞｼﾊﾞｼと物凄い力で肩を叩かれ、挨拶される。
とにかく痛い。
し「当たり前ですよ。こんな所で死んではいられません。
まだ鬼舞辻無惨を倒していないんですから」
しのえはそう言ってブラックな笑みを浮かべる。
先に藤に来ていたのは煉獄優寿郎……煉獄さんのようで。今日もぱっちりと目を開け、元気良くハッキリとした声だった。
まだ眠気の取れていなかった私の眠気が瞬時に吹き飛ぶほどのものだ。
でも何て言うか、煉獄さんは目がぱっちり過ぎて少し怖い。
けど仲間思いだし、頼りになる。しかも、私はまだ実際に見たことはないが、柱一と呼ばれる強さだそうだ。
優「そうだそうた！A！君の刀を見せてくれないか！
俺は君とは仕事をしたことがないから実は知らないのだ！是非、呼吸も！」
『う、ん……いいですよ…』
私は何ヵ月かぶりに鞘から刀を取り出す。
私の日輪刀は、漆黒だ。
私が手に持つと、黒く染まった。…刀は、持ち主によって色が変わる。
それぞれ特性があるらしいが、刀が漆黒の者が柱になるのを見たことはあまりないと。言われていた。
けど私は今こうして、ここに柱としている。その事が、何となく、嬉しかった
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はるか - けいどくでしゃくしゃくで。。逃亡者どうまにあったらいいな。。もし、屋敷につれていかれたり。。 (2020年12月16日 20時) (
レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ちょこざいですね。中国語では失う鬼の漢字がはいっているんですよ。 (2020年12月8日 12時) (レス) id: d87eae5019 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ろんり的をやぶるのもどうまらしいです。笑った顔を見たことなくて嫉妬したみたいです。後、前回のは魑魅魍魎ちみもうりょうです。そして無惨をドラゴンにたとえて、ドラゴンロード。楽しみです。 (2020年12月4日 21時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 魑魅魍魎があらわれておもしろくなりました。 (2020年12月2日 20時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ぶりょうをかこつなくてよかったね。頑張って。 (2020年11月23日 19時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穴 | 作成日時：2020年11月4日 18時
