好きになっちゃいけない人。9〜Hiromitsu.K〜

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「だから、今日は定時でちゃんと帰ってこいよ？」



「うん！ご飯作って待っててね？」



「おう。北山スペシャル楽しみにしとけよ」



そう言われると、俄然仕事にやる気が湧いた。



よし、今日も頑張ろうっと。



そう意気込んで、みっくんの作ってくれたご飯をもりもり食べた。



朝ごはんを食べて、準備が終わってカバンを持てば、みっくんは玄関で車のキーを持って待っていてくれた。



遅刻ギリギリの私を見兼ねて、みっくんが送ってくれるそう。


「ありがとうみっくん！じゃあ、行ってきます」



「頑張れよ〜」



もちろん頑張りますとも。



みっくんのおかけで遅刻も免れたわけし。



家に帰れば大好きなみっくんと、北山スペシャルが待ってるんだもの！



「おはようございます！」



「Aおはよう。なんだかすごい元気ね？いい事でもあったの？」



「そんな事ないですよ〜私はいつも元気です！」



「……男ね？」



「さぁ？どうでしょう？」



先輩にもバレちゃうくらい、私は浮かれまくっているらしい。

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