すべては全部、キミだった ２

未来の選択 ページ32

二「けーんと！！」

千「あ、高嗣、みんな！」

渉「元気だったか？」





俺は毎日会ってるけど
みんなは４日ぶり






二「健永ね、最近調子がよくて
　 毎日ご飯も全部食べてるし元気100倍アンパンマン状態」

藤「どんな状態かわかりずらい(笑)」

千「高嗣のゆーとおり元気！！
　 あ、今日はどうしたの？」

二「それがさ.....」



俺は今日中居先生に言われた
ことをそのまま健永に伝えた









千「進路か....」

宮「千さん、アメリカから帰ってきたら
　 なにしたいとか考えてないの？」

千「ん〜.....高嗣がいればいいかな」






窓の外を眺めながら
健永は嬉しそうにそう言った






藤「ラブラブ〜」

玉「見せつけてくれるねぇ〜」

北「みんなは？」

藤「俺はみつがいれば」

宮「俺も裕太がいれば」

玉「俺は別にいなくても....」

渉「思ってないこと言わないの！
　 俺は....やっぱり動物関係の仕事に
　 つきたいからなぁ.....獣医？」

千「あ、ぽいね！」

北「俺も太輔がいればいいけど....。
　 あ、居酒屋で働きたい！！」

宮「キタミツ似合いそう！！」

玉「宮田は？」

宮「俺は....アニメ作ってみたいんだ！
　 だからそれ系の学校に進学？」

玉「俺は.....あ、モデル！！」

渉「裕太ならいけるかもね、スタイルいいし！
　 太輔は？」

藤「保育園の先生！！
　 俺子供好きだから！！」

二「じゃぁ進学か.....」

玉「二階堂は？」

二「俺は.....医者」

渉「え！？」

二「え、なに？」

藤「ニカどーした！？」

二「なにが？」

北「あの二階堂が....医者って....」

二「だって、手術が成功しても
　 このさきなにがあるかわからないだろ？
　 俺が医者になれば、旅行に行っても
　 俺が対処できるし、健永のように命を
　 繋ぎたいって思っている人をたくさん
　 助けたいんだ！！」

玉「おぉ〜！！」

千「高嗣....」

二「俺が守るからさ！」







頬を赤くして照れる健永の
頭を優しく撫でた。

健永の夢→←バレていた....

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