すべては全部、キミだった ２

進路 ページ15

今日から夏休み


いまはタマの家で
みんなで勉強会


二「宿題多いよぉ」

北「ほんとだよな」

渉「ほらっ、太輔寝てないで
　 ちゃんとやれっ！」

藤「じゃぁ終わったらみつに
　 ちゅうしていい？」

渉「バカっ」

藤「いてっ！！」



進学校だけあって
宿題の量はハンパじゃない


健永は車椅子から降りて
床に座って、俺たちに勉強を
教えてくれる


健永は何気頭がいい
先生には宿題はやらなくてもいいって
言われたけど、自分からくださいって
言ったら、俺たちに勉強を教えるのが
宿題って言われたんだって(笑)




宮「そーいえばさぁ、みんな進路
　 どうするの？」

藤「もうそんな時期かぁ」

北「決まってる人はもう決まってるんだぞ？」

渉「俺はアメリカの大学にいって
　 医学の勉強しようかなって考えてる」

藤「おぉ、さすがわたっ！！」

宮「ガヤさんは？」

藤「俺はみつがいれば」

北「真面目に考えろっ！」

藤「はーい。
　 俺は俳優さんになりたいから
　 そう言う系の学校に進学するよ」

北「俺は就職。
　 まぁうちの学校じゃ珍しいけど(笑)」

二「どんな仕事？」

北「とりあえず....芸能界にはいる！」

渉「太輔と一緒じゃん(笑)」

北「だって太輔と一緒じゃないと
　 生きていけないもん！」

藤「み、みつぅ〜//////」




みつに抱き着くガヤ


北「たくさんオーディションを受けて
　 合格する！」

玉「ならガヤと２人で
　 同じ事務所受けたら？」

藤「そうだね！」

北「タマ、ナイス！」

渉「なら俺も太輔たちと
　 一緒にしようかな....」

宮「なら俺も、特に決めてないから(笑)」

玉「宮田がそうなら俺も！」

渉「２人は？」

二「俺はそれでもいいけど.....」

藤「健永は帰って来て
　 ちゃんと完治してからにしたら？」

二「あ、それならいいね！」

宮「そうと決まったら
　 勉強なんかしている場合ではありませんぞ！」

藤「やっぱバラエティ―もできて、演技もできて
　 CDも出しちゃって〜.....」

千「あ、コンサートとかもやりたい！」

渉「夢が広がるね」

二「俺たち、どんな大人になるんだろ」

藤「どんなでもいいんだよ！
　 生きていることが大事なんだから」

北「で、グループ名どうする？」

玉「そこはやっぱ.......」

全「Kis-My-Ft2でしょ？」





ってことで
俺たちの夢は芸能界で
人気者になること！


漠然とした夢だけど
この７人なら大丈夫な気がするんだ

もう戻れない→←人と線香花火

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す