すべては全部、キミだった ２

以心伝心 ページ1

千「コスプレしながらって
　 なんか新鮮でいいね」

二「新鮮ってゆうか、俺も初めて
　 だったからさ」

千「タマはいっつもこういうのを
　 やらされてるのかな？」

二「いや、タマはさすがに
　 拒むでしょ？」

千「でも案外タマって
　 ツンデレな部分があるから
　 受け入れちゃうんじゃない？」

二「じゃ後で聞こう！」






愛し合ったあとのに
全然ムードがない




でもこれが俺らなのかも
しれない




すると、健永がこんなことを
聞いて来た




千「高嗣は、俺のどこが
　 好きだったの？」

二「どこって.....好きって
　 思ったときは健永のことまだそんなに
　 よく知らなかったし。
　 でもなんかこの人だなって思った」

千「俺もっ！！
　 高嗣のこと、最初はすごく馴れ馴れしいって
　 思ってたけど、だんだん、あ、俺のこと
　 好きなのかな？って自分で思った」

二「自分で？」

千「うん、たぶん俺も好きだった
　 んだと思う(笑)」

二「以心伝心だね」

千「ふふっ...高嗣？」

二「ん？」




天井を向いたまま
返事をした


千「もっとそっちに行っていい？」

二「おいで」




健永と俺の距離が
布団の中で近づいた



俺の首筋に顔を
埋めてきた




そして、キス....




今日はいつにもまして
俺の心臓がうるさいよ

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