綾部喜八郎の姉は６年は組です

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勘右衛門「わかったよ八左ヱ門こまちの育児を邪魔しないように気をつけるから…」

泣いている孫兵を慰めながら言う

八左ヱ門「いやぁ〜俺が気をつけてといったのはそんなことじゃないんだ…カバキコマチグモは日本産のクモ類でもっとも毒性が強いんだ…まぁ、毒性は致命的では無いが噛まれると激痛だぞ」

勘右衛門「よ、よ〜し…じゃあ、行こうか」

すっかり怯えた声の勘右衛門

乱太郎・きり丸・しんベヱ・庄左衛門・団蔵「おぉ〜！」

元気に返事する一年は組のメンバー

A「大丈夫なのかな〜？」

苦笑いしながら言うA

八左ヱ門「行ってらっしゃ〜い」

勘右衛門「よし…いいか、この巨大迷路は高い位置とはいえ頭の上を実弾が飛んでいるんだ。ジャンプするなよ？」

乱太郎・きり丸・しんベヱ・庄左衛門・団蔵「は〜い！」

庄左衛門「あ、あそこ！」

庄左衛門が指差す先には誰かがいた

乱太郎「あれは、野村先生が尾行していた暗殺者だ」

きり丸「もうひとり来たぞ」

乱太郎「うわぁ〜変な顔」

喜三太「あの二人は暗中茂作と安野壌だ」

勘右衛門「あんちゅうもさくとあんのじょう？」

喜三太「もともとは風魔流忍術学校の卒業生だったのですが、悪い城の仕事や暗殺を引き受けたりする評判の悪いやつで風魔流忍術学校からも追われているんです」

乱太郎「た、大変だ」

一同「え？」

乱太郎「ほら、あそこ」

乱太郎が指差す先には…

きり丸「あぁ！」

勘右衛門「あれは学園長先生と」

乱太郎「若作りしているけど本当は70歳をすぎている学園長先生のガールフレンドの楓さんと如月さん」

勘右衛門(危険すぎる…こんなに暗殺者がウロウロしている迷路でデートするなんて…)

庄左衛門「いや、待ってください。これはもしかして…」

勘右衛門「もしかして？」

庄左衛門「これが、学園長先生の目的だったのでは…」

勘右衛門「何?!」

庄左衛門「つまり、先生や生徒を巻き込んで文化祭を催し招待状の発送を失敗するに決まっている小松田さん任せて学園中がしっちゃかめっちゃかの大混乱に陥っているどさくさに紛れてデートするおつもりだったのでは〜？！」

平太夫「そういうおつもりの為にまさか学園中を危険に晒すようなことをするなど」

乱太郎「学園長先生なら」

一年は組・勘右衛門「十分有り得る〜！」

A「本当、迷惑な話〜」

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