綾部喜八郎の姉は６年は組です

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勘右衛門「ややこしい時にややこしい店出さないでほしい！」

万寿烏「いいか、人混みにまぎれて学園長の庵に近づき」

土寿烏「はい…おや？」

万寿烏と土寿烏が話し合いをしていると一年は組が走って近づいてくる

乱太郎「き、きれいなお姉さ〜ん！こんにちは〜」

A「え〜？あれを綺麗なお姉さんって呼ぶには無理がない？」

Aが指を指しながら勘右衛門に聞く

勘右衛門「そういう作戦ですよ…」

勘右衛門が苦笑いをして答える

A「ふ〜ん…」

万寿烏「ま、マズイ…忍たま共だ！奴らに関わるとろくなことが無い」

土寿烏「しかし、ここで逃げてはせっかく変装して潜入したことが無駄になります」

一年は組「キッキー！」

一年は組が急に止まってキラキラした目で万寿烏と土寿烏を見上げる

平太夫「き、きれいなお姉さん」

乱太郎「私達の模擬店に来てくださ〜い」

万寿烏「も、模擬店って？」

万寿烏が冷汗をかきながら聞く

乱太郎「あちらで〜す」

一年は組が万寿烏と土寿烏を運ぶ

A「あらら、勘右衛門後を追うよ」

勘右衛門「はい！」

伊作「いらっしゃいませ〜」

伏木蔵「ようこそ、保健委員のお店幸運食堂へ」

万寿烏(幸運食堂…)

A(不運食堂の間違えじゃ…)

幸運食堂に着いたAは万寿烏達から離れた場所でそんなことを思う

万寿烏(よし、土寿烏。ここで腹ごしらえをしながら学園長大川の暗殺計画を練る)

土寿烏(はい！)

幸運食堂には突庵望太も居て食事し終えた後だった

乱太郎「お品書きをどうぞ…フフッ」

乱太郎が悪い笑顔で万寿烏にお品書きを渡す

万寿烏「あ、ありがとう」

乱太郎「フフフ…ヘヘッ」

不気味な笑いをしながら走り去っていく乱太郎

万寿烏「どれどれ、幸運食堂特製薬膳料理…健康に良さそうだな」

土寿烏「でも、変ですよ。やきにくい弁当に、しゃっくり定食、茶碗いどむし」

変な名前のメニューに万寿烏の顔が引きつる

望太「ごちそうさま〜(伊作「ありがとうございました」)うぐっ…ぐぁっ…」

突然、突庵望太が倒れる

万寿烏・土寿烏「えぇ〜!!!」

それを見た万寿烏と土寿烏が驚く

伊作「これは、大変だ!数馬、左近！すぐ医務室へ運んで新野先生に連絡だ!!」

数馬・左近「え〜またですか？…えっほ、えっほ」

数馬と左近が望太を担架に乗せて運ぶ

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