綾部喜八郎の姉は６年は組です

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A「兵太夫、どうしたの〜」

兵太夫「A先輩！模擬店はいいんですか？」

A「うん、かくかくしかじかで君達についていくことになったから」

兵太夫「そうなんですねって、それどころじゃないんです‼事情は後で話しますから、乱太郎達を探してください」

A「探すもなにも、前にいるじゃない」

兵太夫「あ、本当だ。行きますよ」

前にいた乱太郎起ちに向かって走る

兵太夫「大変だ〜‼」

庄左ヱ門「兵太夫にA先輩。A先輩は模擬店に行かれたのでは？」

A「うん実は、かくかくしかじかなんだよね〜」

庄左ヱ門「そうだったんですね、兵太夫はどうしたの？」

兵太夫「受け付けにご近所の農家さんが来られたんだけど」

乱太郎「だけど？」

兵太夫「それが、全員同じ顔してるんだ！」

乱太郎・きり丸・しんべヱ・庄左ヱ門「えぇ？！」

庄左ヱ門「全員同じ顔？」

乱太郎「それって前、忍術学園に潜入したカワキタケ忍者だ‼」

庄左ヱ門「カワキタケ忍者は敵地に別の顔で潜入する変身の術を得意としているんだ」

A「たとえ、敵に見つかっても変装を解いて元の顔に戻れば敵は別人を追うことになるから便利だよね〜」

きり丸「でも、何故か潜入の顔が皆同じなんだよな〜」

乱太郎「何しに来たんだろ？」

兵太夫「確か、昔々カワキタケ忍者がこの辺りに宝を埋めたって言う話があったよね」

きり丸「あへ〜」

宝という単語ににやけるきり丸

乱太郎「あぁ、カワキタケの壺ね。私達のせいで木端微塵に砕けちゃったけど」

きり丸「えぇ」

砕けてしまったことに目に涙を浮かべるきり丸

しんべヱ「まだ他にもあるんじゃない？」

きり丸「まだ、埋まってる〜」

しんべヱの言葉で目を銭にするきり丸

乱太郎「あぁ、それでこの機会に皆で探そうと思ってやってきたのかもね」

きり丸「よぉ〜し！カワキタケ忍者は俺が追跡する‼ついでに、お宝のありかも探ってくるぜ‼」

乱太郎「きり丸待って〜‼」

A「あ〜あ、行っちゃった」

彦四郎「あぁ〜〜〜〜‼」

庄左ヱ門「正門の方だ‼」

兵太夫「何だ？何があったんだ？」

八方斎「どぉ〜ん」

乱太郎・しんべヱ・庄左ヱ門・兵太夫「うわぁ〜」

A「おやまぁ、ドクタケ忍者隊首領稗田八方斎とその他の皆さんじゃないですか〜」

達魔鬼・風鬼「俺達のことも紹介しろ‼」

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