綾部喜八郎の姉は６年は組です

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仙蔵「これで火薬委員会はしばらく立ち直れまい」

八左ヱ門「いやぁ、あの、それに何の意味が？」

仙蔵にツッコミを入れる八左ヱ門

乱太郎「あの、伊作先輩。私達保健委員会はどうします？」

伊作「そうだね〜取り敢えず、作戦会議を開こうか」


留三郎「しんべヱ、喜三太。我々用具委員会も作戦会議を開くぞ〜」

しんべヱ・喜三太「お〜」


庄左ヱ門「きり丸はどうする？」

きり丸「オレは、図書室にいってみるよ。委員長の中在家長次先輩も残ってるみたいだし」

各委員会が今後どうするかを決めていると

小松田「えっほ、えっほ」

乱太郎・きり丸・庄左ヱ門「小松田さん」

事務員の小松田 秀作が来た

小松田「道具管理主任の吉野先生から連絡があったんだよ。文化祭の準備をするから手伝ってくれって」

どことなく、嬉しそうに喋って去っていく小松田さん

庄左ヱ門「吉野先生が？」

きり丸「こりゃ、学園長先生本気だぜ」

しんべヱ「食堂の方から何か匂いがする」

きり丸「行ってみようぜ」

きり丸の言葉で1年は組は全員食堂へ行った

仙蔵「では、私は委員会の他のメンバーを呼んでくる」

そう言って仙蔵が立ち去ると次々と他の者も何処かへ行く

A「兵助〜大丈夫？」

兵助「はい、すっかりよくなりました」

ショックから立ち直った兵助は作業をしていたAの手伝いを始める

伊助「せんぱ〜い、戻りました」

A「お帰り。どうだった？」

伊助「山田先生が水っぽい雑炊を作っていたのでご馳走になってきました」

兵助「そうか、じゃあ早速だが手伝ってもらえるかい？」

伊助「はい‼」

しばらく、3人で仲良く作業をしていると図書委員会の中在家長次ときり丸が近づいてきた

A「長次、どうしたの？」

長次「きり丸が凄い話を聞いたのだ。1度に説明したいので仙蔵達の部屋へ行ってくれ」

A「分かった。ゴメン、2人に任せても良いかな？」

兵助・伊助「はい‼」

A「ありがとう」

二人の返事を確認すると長屋へ向かって走り出す。

A「失礼しま〜す」

Aが戸を開けるとそこには保健と用具、図書委員会を除いた各委員長とその委員会の委員数名が居た

喜八郎「姉さん！こっち来て」

仙蔵の隣に喜八郎がおり、手招きをして隣に座るように言う。Aが喜八郎の隣に座ったと同時に保健と用具委員会が来てそれぞれ座った

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