楽屋での一コマ

2. ページ13

みんなで二人がいる方を見るとソファーで藤ヶ谷の膝の上に乗せられている北山

腕は、腰に回されている。

北「藤ヶ谷、どうした？なんかあったか？」

藤「・・・・・・・・」

俺の肩に顔を埋めて何も言ってこない

北「ちゃんと顔を見せて」

全く動こうとしない藤ヶ谷にじゃっかん苛立ちが・・・

俺は、体の向きを変え藤ヶ谷と向き合う形に

両手で頬をおおい自分の方に顔を向かせる

北「太輔、何があったのか分からないけど俺はおまえから離れたりしないからな」

北山がみんなの前で太輔呼びをするときは甘えてい時か怒っているとき

藤「・・・・・ごめん。ちょっと不安になっただけ・・・

今日だけでいいからずっとこのままでいて・・・・・おねがい」

ここまで弱っている藤ヶ谷を見るのは初めてかもしれない・・・

俺に出来ることはしてやりたいんだが・・・

北「分かったよ今日だけだよ」

俺はそう言って藤ヶ谷を抱き締めた

藤「ありがとう」

今にも泣きそうな藤ヶ谷、何がそんなに不安なんだ？

3.END→←1.どうした藤ヶ谷

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