朝日は君のために。

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　 こんなにもあっけなく



　 俺の足は動かなくなってしまったから。






　 運動も勉強も
　 全部いまいちだった。


　 全部全部投げてきた。


　 上手くいかないことばっかりで




　 才能は全部弟に流れていってた。


　 運動頑張っていればよかったな。
　 諦めずに水泳も続ければよかった。







　 いまさら何を言っても遅いだろうけどね。







　 ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ







　「宮田！！！」




宮「・・・・久しぶりだね、


　 たま。」







　 時間の問題だとは思ってたけど
　 まさかこんなにも早いとは







玉「こんなとこで 、



　 なにしてんの・・・？」



宮「俺、最近ここの
　 住人になったんだ！笑」





　 全然笑えないのに。







玉「全然面白くないし・・・」





　 だよね






宮「・・・ごめんね、」




　 ｷﾞｭｯ









　 え・・・・？





宮「たま、なにして・・



玉「心配した・・・
　 ずっと心配してたんだぞ・・・。」








　 なんで？


　 たまは怒ってないの・・・？







玉「宮田が、突然仕事に来なくなって
　 メンバーみんなで
　 いろんなスタッフさんとかにも聞いたけど


　 マネージャーも、社長も知らないって・・・。」




宮「たま、おこってないの？」



玉「怒ってるにきまってる。

　 だけど今はそれよりも
　 喜びの方うが大きいから、」







　 なにやってんだろう俺。



　 こんな事が聞きたいんじゃないのに、








　 たまに会ったら









　 涙が出て、








　 止まらないよ・・・





玉「なくなよ、」



宮「たまだって泣いてるくせに。」








　 こんなにもお互い大切に思ってた人を
　


　 一番に頼れなかった俺はバカだ、







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