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「……私、正直、一緒にいたいっていう気持ちだけで、高嗣の同棲しないか?っていう話にする!って即答しちゃって…みっくんの言葉を聞いて、何も考えてなかったな、って反省したの」
「同棲ってさ、最初はすんげー楽しいんだよ。だけど、どっちかが寂しい思いをしたり、我慢することが増えたり、上手くいかないことの方が多いんだ。特に俺らの仕事は特殊だから、Aがにかの帰りを待つことの方が多くなるし、そういったところを考えると、Aの負担の方が大きいと思うんだ」
「そうだよね。私、本当に何も考えてなかった。高嗣も、真剣に考えてくれてたのに、私……能天気でごめん。今日も、お祝いだ〜!なんて大騒ぎしてさ?高嗣にとっては、一世一代の決断だったのに」
「それがAのいい所じゃん。そういう部分も含めて、俺は一緒にいたいと思ってる」
いつもはそんな優しい言葉をかけてくれない高嗣が、この上なく優しいから、私らまた泣きそうになってしまう。
喧嘩する度に、ガキの高嗣のお守りはもうごめんだ!なんて思ってたけど、高嗣は高嗣なりに大人になっていたんだよね。
私の方が十分子供だったね。
「お互い、それだけ考えられてるなら、大丈夫だな」
「みっくん、なんかあった時はよろしくね?」
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好き - 北山君が大好きです彼氏にしたいぐらいイケメンでカッコいいです会いたいなぁ〜 (2022年2月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっ。 | 作成日時:2020年7月11日 1時